マーリンズのイチローが現地時間22日（日本時間23日）、ツインズとのオープン戦に「6番・左翼」で先発出場。6回に内野安打を放ち、この日も1安打をマークした。

　徐々に主力が出番を増やしていく中、スタメンを守るイチロー。しかし、この日は第1打席は二ゴロ、第2打席も遊ゴロで珍しい併殺打に倒れるなど苦しい出だしとなる。

　それでも、6回一死で迎えた第3打席では、打球が高く弾む間に一塁を駆け抜け、二塁への内野安打を記録。その後、7回の守備から途中交代となるが、この日は3打数1安打で打率を.281に上げた。

　これでオープン戦9本目の安打をマークしたイチロー。チームの外野手では、左翼のレギュラーであるクリスチャン・イェリッチと並んでトップタイの安打数であり、安定した働きを見せている。徐々に主力が出番を増やしていく時期になるが、加入1年目の41歳は若き外野争いに食らいつく。