【第87回選抜高校野球大会・3日目】
<3月23日 阪神甲子園球場>
● 奈良大付(近畿/奈良) 0 - 3 敦賀気比(北信越/福井) ○
○ 仙台育英(東北/宮城) 12 - 0 神村学園(九州/鹿児島) ●
○ 浦和学院(関東/埼玉) 2 - 0 龍谷大平安(近畿/京都) ●
[第1試合] 奈良大付 0 - 3 敦賀気比
奈良大付|000 000 000|0
敦賀気比|011 000 10X|3
秋の近畿大会でベスト4に入り、センバツ初出場を勝ち取った奈良大付が、秋の北信越王者・敦賀気比に挑んだこの試合。昨夏の甲子園でベスト4入りに貢献した敦賀気比のエース・平沼翔太(3年)が圧巻の投球を披露した。
2回と3回に1点ずつ援護を受けた右腕は、5回まで味方の失策で出した走者1人に抑えるノーヒットピッチングを展開。6回一死から安打を許したものの、その後も集中は崩さず。終わってみれば9回100球、1安打無四球で無失点の完封勝利。三塁を踏ませぬ快投で、チームに勝利を呼び込んだ。
[第2試合] 仙台育英 12 - 0 神村学園
仙台育英|120 002 160|12
神村学園|000 000 000|0
秋の神宮大会王者・仙台育英と、九州大会ベスト4で2年連続出場の神村学園が対戦した第2試合。秋の王者が投打で圧倒的な強さを見せつけた。
初回にプロ注目の遊撃手・平沢大河(3年)の適時打で、仙台育英が先制に成功すると、その後打線が爆発。8回には相手の失策も絡めて3安打で一挙6点を挙げるなど、18安打12得点の猛攻で神村学園を飲み込んで行く。
投げてはこちらも注目右腕・佐藤世那(3年)が大量援護の中にも集中力は切らさず、9回151球の熱投で神村学園を完封。2回戦に駒を進めた。2回戦では、第1試合の勝者・敦賀気比と激突。注目投手による投げ合いが、早くも実現しそうだ。
[第3試合] 浦和学院 2 - 0 龍谷大平安
浦和学院|000 000 000 02|2
龍谷平安|000 000 000 00|0
一昨年のセンバツ王者・浦和学院と昨年のセンバツ王者・龍谷大平安という大会屈指の好カードとなったこの試合。浦和学院の江口奨理(3年)、龍谷大平安の高橋奎二(3年)、2人のエース左腕による息詰まる投手戦が繰り広げられた。
毎回のように安打を浴びながらも本塁は踏ませない高橋と、 テンポよく散発3安打で進んだ江口。両者譲らぬ投げ合いは、0-0のまま今大会初の延長戦に突入する。
試合が動いたのは11回。浦和学院は四球で出た走者を犠打で進め、一死二塁のチャンスを作ると、二死になった後にヒットエンドランを敢行。これに7番の荒木裕也(3年)が応え、叩きつけた打球は三遊間を突破。二塁走者が悠々生還し、ついに均衡が破れた。
さらに1点を追加した浦和学院は、裏の守りで江口が先頭打者に四球を与える嫌な流れも、続く打者を注文通りの三ゴロ併殺で斬って取り、最後の打者も三ゴロに打ち取って試合終了。熱戦に終止符を打った。
龍谷大平安は高橋が11回147球の熱投も最後に力尽き、打線もエースを援護することはできず。春連覇の夢は初戦で潰えた。
<3月23日 阪神甲子園球場>
● 奈良大付(近畿/奈良) 0 - 3 敦賀気比(北信越/福井) ○
[第1試合] 奈良大付 0 - 3 敦賀気比
奈良大付|000 000 000|0
敦賀気比|011 000 10X|3
秋の近畿大会でベスト4に入り、センバツ初出場を勝ち取った奈良大付が、秋の北信越王者・敦賀気比に挑んだこの試合。昨夏の甲子園でベスト4入りに貢献した敦賀気比のエース・平沼翔太(3年)が圧巻の投球を披露した。
2回と3回に1点ずつ援護を受けた右腕は、5回まで味方の失策で出した走者1人に抑えるノーヒットピッチングを展開。6回一死から安打を許したものの、その後も集中は崩さず。終わってみれば9回100球、1安打無四球で無失点の完封勝利。三塁を踏ませぬ快投で、チームに勝利を呼び込んだ。
[第2試合] 仙台育英 12 - 0 神村学園
仙台育英|120 002 160|12
神村学園|000 000 000|0
秋の神宮大会王者・仙台育英と、九州大会ベスト4で2年連続出場の神村学園が対戦した第2試合。秋の王者が投打で圧倒的な強さを見せつけた。
初回にプロ注目の遊撃手・平沢大河(3年)の適時打で、仙台育英が先制に成功すると、その後打線が爆発。8回には相手の失策も絡めて3安打で一挙6点を挙げるなど、18安打12得点の猛攻で神村学園を飲み込んで行く。
投げてはこちらも注目右腕・佐藤世那(3年)が大量援護の中にも集中力は切らさず、9回151球の熱投で神村学園を完封。2回戦に駒を進めた。2回戦では、第1試合の勝者・敦賀気比と激突。注目投手による投げ合いが、早くも実現しそうだ。
[第3試合] 浦和学院 2 - 0 龍谷大平安
浦和学院|000 000 000 02|2
龍谷平安|000 000 000 00|0
一昨年のセンバツ王者・浦和学院と昨年のセンバツ王者・龍谷大平安という大会屈指の好カードとなったこの試合。浦和学院の江口奨理(3年)、龍谷大平安の高橋奎二(3年)、2人のエース左腕による息詰まる投手戦が繰り広げられた。
毎回のように安打を浴びながらも本塁は踏ませない高橋と、 テンポよく散発3安打で進んだ江口。両者譲らぬ投げ合いは、0-0のまま今大会初の延長戦に突入する。
試合が動いたのは11回。浦和学院は四球で出た走者を犠打で進め、一死二塁のチャンスを作ると、二死になった後にヒットエンドランを敢行。これに7番の荒木裕也(3年)が応え、叩きつけた打球は三遊間を突破。二塁走者が悠々生還し、ついに均衡が破れた。
さらに1点を追加した浦和学院は、裏の守りで江口が先頭打者に四球を与える嫌な流れも、続く打者を注文通りの三ゴロ併殺で斬って取り、最後の打者も三ゴロに打ち取って試合終了。熱戦に終止符を打った。
龍谷大平安は高橋が11回147球の熱投も最後に力尽き、打線もエースを援護することはできず。春連覇の夢は初戦で潰えた。