プロ野球の開幕戦が各地で行われた27日、13年ぶりの本拠地開幕に沸いた広島で躍動したのはヤクルトの若き核弾頭だった。
いきなり延長11回の激闘となった開幕戦は、4-2でヤクルトが勝利。新監督同士の対決は真中満監督が制し、うれしい初勝利を掴んだ。この試合で光ったのが、昨年大ブレイクを果たした22歳・山田哲人だった。
昨年の大活躍で日本代表入りを果たし、一気にリーグを代表する選手にまで成長した男は、この日も不動のポジション「1番・二塁」で先発出場。初回の第1打席でセンターへの安打を放つと、2番川端慎吾の初球でいきなり盗塁成功。2人が倒れた後、4番雄平の安打でホームを陥れ、先制点をもたらす。
その後は、両投手とも走者を背負いながら粘りの投球でスコアボードに「0」を並べていく展開。膠着状態のまま迎えた7回、試合を動かしたのはまたしても山田の足だった。
7球でテンポよく二死を取った前田健太だったが、山田に対してはストライクが入らずストレートの四球を与えてしまう。すると、川端の2球目でスタートを切り、この日2個目の盗塁に成功。その後のチャンスで川端がセンター前へと落とす安打を放ち、山田が2点目のホームを踏んだ。
この日決めた2つの盗塁がいずれも得点に絡み、前田健太攻略の突破口を開いた山田。この日光った走塁での貢献は、かねてから本人が課題として挙げていたものだった。
キャンプの前に「こんなに走塁練習がしたいと思ったのはプロ入り後はじめてです」とまで語っていた22歳は福地寿樹、三木肇両コーチと共に走塁技術の向上に着手。昨シーズンの大ブレイクにも決して満足することなく、200安打とトリプルスリーを目指して課題克服に取り組んできた。
その結果がいきなり開幕戦で実を結び、真中新監督に初勝利をもたらした山田。今年はバットだけでなく“足”でも魅せると誓った男が、新シーズンの開幕戦で幸先の良いスタートを切った。
いきなり延長11回の激闘となった開幕戦は、4-2でヤクルトが勝利。新監督同士の対決は真中満監督が制し、うれしい初勝利を掴んだ。この試合で光ったのが、昨年大ブレイクを果たした22歳・山田哲人だった。
昨年の大活躍で日本代表入りを果たし、一気にリーグを代表する選手にまで成長した男は、この日も不動のポジション「1番・二塁」で先発出場。初回の第1打席でセンターへの安打を放つと、2番川端慎吾の初球でいきなり盗塁成功。2人が倒れた後、4番雄平の安打でホームを陥れ、先制点をもたらす。
その後は、両投手とも走者を背負いながら粘りの投球でスコアボードに「0」を並べていく展開。膠着状態のまま迎えた7回、試合を動かしたのはまたしても山田の足だった。
7球でテンポよく二死を取った前田健太だったが、山田に対してはストライクが入らずストレートの四球を与えてしまう。すると、川端の2球目でスタートを切り、この日2個目の盗塁に成功。その後のチャンスで川端がセンター前へと落とす安打を放ち、山田が2点目のホームを踏んだ。
この日決めた2つの盗塁がいずれも得点に絡み、前田健太攻略の突破口を開いた山田。この日光った走塁での貢献は、かねてから本人が課題として挙げていたものだった。
キャンプの前に「こんなに走塁練習がしたいと思ったのはプロ入り後はじめてです」とまで語っていた22歳は福地寿樹、三木肇両コーチと共に走塁技術の向上に着手。昨シーズンの大ブレイクにも決して満足することなく、200安打とトリプルスリーを目指して課題克服に取り組んできた。
その結果がいきなり開幕戦で実を結び、真中新監督に初勝利をもたらした山田。今年はバットだけでなく“足”でも魅せると誓った男が、新シーズンの開幕戦で幸先の良いスタートを切った。