ニュース 2015.04.01. 12:45

決勝は共に初…敦賀気比と東海大四が激突!

【第87回選抜高校野球大会・11日目】

決勝戦

敦賀気比(北信越/福井)- 東海大四(北海道/北海道)
<4月1日 阪神甲子園球場>

 3月20日に開幕したセンバツも順調に日程を消化し、迎えた決勝戦。2年ぶり6度目の出場で初の決勝進出を果たした敦賀気比と、14年ぶり6度目の出場となった東海大四が共に初の優勝をかけて激突する。

 2季連続の甲子園となった敦賀気比。初戦で奈良大付を3-0で下すと、昨秋の神宮王者・仙台育英、東海地区優勝の静岡、そして昨夏甲子園優勝の大阪桐蔭と強豪校を次々に撃破し、決勝の切符を掴んだ。

 対する東海大四も2季連続の甲子園。豊橋工、松山東と21世紀枠のチームを連続で破り、準々決勝では昨夏ベスト8の健大高崎、準決勝では関東地区優勝の浦和学院を下しての決勝戦。北海道勢52年ぶりの春Vに王手をかけた。

 注目は両エース。敦賀気比の平沼翔太はここまで4試合をすべて一人で投げ抜き、失点がわずかに4。初戦と準決勝では完封勝利を挙げている。昨夏の甲子園で2年生ながらエースとしてチームをベスト4に導いた右腕はまさに大黒柱といえる存在だ。

 対する東海大四の大沢志意也も、準々決勝ではリリーフとしての登板になったが、4試合で失点は3。このチームの“名物”となりつつある超スローカーブを織り交ぜた緩急自在の投球と、堅い守備でスコアボードに0を並べている。

 ロースコアの展開が予想されるが、熱戦の疲労や雨でぬかるんだコンディションといった要素も出てきており、これが勝負の結果をどう左右するのかにも注目だ。

各校出身のプロ野球選手たち

・敦賀気比高校
飯田雅司(元ロッテ)
三上真司(元ヤクルト)
東出輝裕(広島)
内海哲也(巨人)
仲沢忠厚(元ソフトバンク)
李景一(元巨人)
金森久朋(元楽天)
山田修義(オリックス)
岸本淳希(中日)
玉村祐典(西武)

・東海大四高校
西本和人(元西武)
佐藤真一(元ヤクルト)
大内貴志(元巨人)
大村厳(元ロッテ)
佐竹学(元楽天)
吉村将生(元巨人)
田代将太郎(西武)
伏見寅威(オリックス)
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