80年以来開幕3連敗スタートとなった中日だが、本拠地ナゴヤドームに戻って6連勝。開幕カードを終えた1週間前は最下位だったが、現在単独首位に立っている。
中日といえば、リーグ連覇した2010年、本拠地ナゴヤドームで51勝17敗1分、2011年は42勝22敗6分と圧倒的な強さを誇った。ところが、2年連続Bクラスに沈んだ2013年は29勝38敗1分、2014年は33勝22敗2分と、ここ2年はかつての強さは影を潜めている。
しかし、今年はリーグ連覇したころのように本拠地で強い印象。特に3月31日からのリーグ3連覇中の巨人(ナゴヤドーム)を相手に同一カード3連勝。今季初対戦となるナゴヤドームでの3連戦で3連敗を食らった巨人は、今後戦うときに嫌なイメージを抱いたはず。
また、今季本拠地で勝ち星を伸ばしている要因に、投手陣が好調なことが挙げられる。5日の広島戦で先発した伊藤準規を除いて、先週先発した投手はQS(6回自責点3失点以内)を記録。リリーフ陣も故障で苦しんでいた浅尾拓也、高橋聡文が戻ってきて層が厚くなってきた。それにより、投手力を全面に押し出す野球ができている。
一方で、ビジターの阪神戦で開幕3連敗したことを忘れてはならない。2010年以降のビジター成績は、13年(35勝35敗2分)を除いて全て負け越している。7日からは、神宮球場でヤクルトとの3連戦。神宮では13年(7勝5敗)に勝ち越しているものの、連覇した2年間で4勝12敗と大きく負け越すなど苦手とする球場の1つ。今季初めて戦う3連戦で苦手意識を作りたくないところ。
戦力は他球団に比べると劣るが、本拠地での異常なまでの強さを取り戻しつつある。この強さが本物であることを証明させるためにも、勝ち星を積み上げたい。
■00年以降でリーグ優勝した中日のナゴヤドームの成績とビジターでの成績
<ナゴヤドーム>
04年 43勝22敗0分 勝率.662
06年 47勝22敗1分 勝率.681
10年 51勝17敗1分 勝率.750
11年 42勝22敗6分 勝率.656
<ビジター>
04年 35勝32敗3分 勝率.522
06年 37勝32敗4分 勝率.536
10年 26勝44敗2分 勝率.371
11年 31勝37敗6分 勝率.456
中日といえば、リーグ連覇した2010年、本拠地ナゴヤドームで51勝17敗1分、2011年は42勝22敗6分と圧倒的な強さを誇った。ところが、2年連続Bクラスに沈んだ2013年は29勝38敗1分、2014年は33勝22敗2分と、ここ2年はかつての強さは影を潜めている。
しかし、今年はリーグ連覇したころのように本拠地で強い印象。特に3月31日からのリーグ3連覇中の巨人(ナゴヤドーム)を相手に同一カード3連勝。今季初対戦となるナゴヤドームでの3連戦で3連敗を食らった巨人は、今後戦うときに嫌なイメージを抱いたはず。
また、今季本拠地で勝ち星を伸ばしている要因に、投手陣が好調なことが挙げられる。5日の広島戦で先発した伊藤準規を除いて、先週先発した投手はQS(6回自責点3失点以内)を記録。リリーフ陣も故障で苦しんでいた浅尾拓也、高橋聡文が戻ってきて層が厚くなってきた。それにより、投手力を全面に押し出す野球ができている。
一方で、ビジターの阪神戦で開幕3連敗したことを忘れてはならない。2010年以降のビジター成績は、13年(35勝35敗2分)を除いて全て負け越している。7日からは、神宮球場でヤクルトとの3連戦。神宮では13年(7勝5敗)に勝ち越しているものの、連覇した2年間で4勝12敗と大きく負け越すなど苦手とする球場の1つ。今季初めて戦う3連戦で苦手意識を作りたくないところ。
戦力は他球団に比べると劣るが、本拠地での異常なまでの強さを取り戻しつつある。この強さが本物であることを証明させるためにも、勝ち星を積み上げたい。
■00年以降でリーグ優勝した中日のナゴヤドームの成績とビジターでの成績
<ナゴヤドーム>
04年 43勝22敗0分 勝率.662
06年 47勝22敗1分 勝率.681
10年 51勝17敗1分 勝率.750
11年 42勝22敗6分 勝率.656
<ビジター>
04年 35勝32敗3分 勝率.522
06年 37勝32敗4分 勝率.536
10年 26勝44敗2分 勝率.371
11年 31勝37敗6分 勝率.456