楽天は14日、斎藤隆を一軍登録した。

　今年の2月で45歳を迎えた大ベテランは、キャンプからここまでじっくりと二軍で調整。ファームでは6試合に登板してイニング数を上回る7つの奪三振を記録し、防御率0.00と貫録を見せた。

　チームは前日、セットアッパー役を担っていたライナー・クルーズを抹消。中継ぎの補てんだけでなく、ブルペンの柱としても経験豊富な大ベテランに白羽の矢を立てた格好だ。

　また、オリックスはドラフト4位ルーキーの高木伴を登録。NTT東日本からオリックスに加入した24歳右腕は、アマチュア時代の13年に小久保ジャパンの第1回台湾遠征で日本代表メンバーに入るなど、その才能は高く評価されていた。

　プロ入り後もここまでファームで7試合に登板して1勝0敗1セーブ、防御率1.13と好アピールを見せ、晴れて一軍行きの切符をつかんだ。苦しむチームの救世主となるような活躍に期待がかかる。

　その他、14日のプロ野球公示は以下の通り。

＜4月14日の公示情報＞
※再登録＝4月24日以降

福岡ソフトバンクホークス

－登録－
35　川島慶三 / 内野手

オリックス・バファローズ

－登録－
36　高木伴 / 投手
46　川端崇義 / 外野手

東北楽天ゴールデンイーグルス

－登録－
44　斎藤隆 / 投手

阪神タイガース

－登録－
51　伊藤隼太 / 外野手

中日ドラゴンズ

－登録－
61　若松駿太 / 投手
56　松井佑介 / 外野手