16日は日本ハムとロッテが移動日。パ・リーグは2試合の開催となる。
　
　連敗を止めた西武と連勝が止まった楽天による第3戦は、1勝1敗で迎えるカード勝ち越しをかけた一戦。果たして、再び勢いを取り戻すのはどちらか。

西武 － 楽天（5回戦）

　＜大宮・18時＞
・対戦成績
西 3 － 1 楽
・最近の成績
西：●○●●○
楽：○△○○●

　昨日、今シーズン最多の19安打14得点の猛攻で連敗を2で止めた西武。今日のマウンドに登るのは、27歳右腕の野上亮磨。

　オープン戦では3試合、11イニングの投球で自責点はわずかに1。防御率0.82で最優秀防御率投手となった。開幕してからも、3月28日のオリックス戦で7回無失点と好投し、今シーズン初勝利を挙げると、4月4日のソフトバンク戦でも失点こそ1つついたが自責は0。ここまで防御率0.00を守っている。

　4日のソフトバンク戦で打球が左ひざ上を強襲。田辺監督曰く「大事をとって」の登録抹消で、そこから最短の10日で今日のマウンドに戻ってきた。

　ここまで防御率0.00を誇る右腕が、チームに4カードぶりの勝ち越しをもたらすことができるだろうか。

オリックス － ソフトバンク（6回戦）

　＜京セラ・18時＞
・対戦成績
オ 1 － 4 ソ
・最近の成績
オ：●△●●●　※引き分けはさんで6連敗中...
ソ：●○●○○　☆2連勝中！

　2年ぶりの6連敗に、56年ぶりの開幕6カード連続負け越し。借金は12にまで膨れ上がってしまったオリックス。追い打ちをかけるように中継ぎの柱として近年フル回転していた佐藤達也が腰痛で登録抹消。なかなか明るいニュースが見えてこない。

　そんな中、打線では負傷のヘルマンに代わって昇格したフランシスコ・カラバイヨが好調。6試合で打率.429、2本塁打、7打点の活躍を見せる。

　ここ4試合は4番に座り、孤軍奮闘を続ける“苦労人助っ人”の前にランナーを出すことが連敗脱出のカギになるだろう。

　16日のパ・リーグの試合予定は以下の通り。

【4月16日の試合予定】

西武（野上亮磨）－ 楽天（横山貴明）
＜県営大宮　18時00分＞

オリックス（東明大貴）－ ソフトバンク（東浜巨）
＜京セラドーム大阪　18時00分＞