○ ジャイアンツ 3x － 2 ドジャース ●
＜現地時間4月22日　AT＆Tパーク＞

　ジャイアンツの青木宣親が現地時間22日（日本時間23日）、本拠地でのドジャース戦に「1番・左翼」で先発出場。この日も先制打に4試合連続ヒットと、チームの勝利に貢献した。

　この日は昨年のサイヤング賞左腕・カーショーとの対決。打撃好調の青木は初回から9球粘り、最後はスライダーに上手くバットを合わせピッチャー強襲の打球を放つも、ここはカーショーの見事なフィールディングに阻まれピッチャーゴロに倒れた。

　0－0のまま迎えた3回は一死二、三塁の好機で打席に入った。ここでもじっくりとボールを選び、カウント3－1からの真っ直ぐを三遊間へ。これはショートゴロになるも三塁走者が生還するには十分な打球となり、青木の2試合連続打点がチームの先制点となった。

　2－0で迎えた3打席目は内野安打を放ち、4試合連続安打をマーク。8回の4打席目はドジャース4番手・ハッチャーのチェンジアップに上手く反応するも、ライト後方への打球はそのまま野手のグラブに収まった。この日は4打数1安打1打点で打率は.338。6回には守備でも好プレーを見せ、攻守でチームの勝利に貢献した。

　ジャイアンツ先発はこのところ精彩を欠いていたバムガーナー。しかし、この日はカーショーとの“エース対決”ということもあり、立ち上がりから本領発揮。無失点のまま迎えた7回に痛恨の同点2ランを浴びたが、本拠地ファンの前で復活の兆しを見せた。

　試合は2－2のまま進み9回裏へ。ジャイアンツは一死から満塁のチャンスを作ると、最後は7番パニックがドジャースの内野5人シフトを嘲笑う犠牲フライを放ち、連勝をサヨナラ勝ちで飾った。