中島裕之、小谷野栄一、ブランコ、バリントンなど大型補強を敢行したオリックスだが、開幕4連敗スタートと躓いた。金子千尋、平野佳寿など主力に故障者が続出したことに加え、糸井嘉男、T-岡田といった主力の打撃不振も相次ぎチームとして機能しなかった。
4月16日のソフトバンク戦を境にチームは生まれ変わる。この試合に勝利すると、そこから22日のロッテ戦にかけて5連勝。24日の日本ハム戦に敗れたが、16日以降の成績は8勝3敗。15日までのチーム成績が、2勝14敗1分だったことを考えると、この10試合でかなり調子を取り戻した印象だ。
特に脇役の活躍が光っている。30日の楽天戦で1点を追う7回二死満塁の場面、代打で登場した竹原直隆が、逆転となる走者一掃の3点タイムリー二塁打。竹原は今季代打成績が打率.800、1本塁打6打点と勝負強さを発揮している。
ドラフト7位で入団した西野真弘も、レギュラー奪取に向けてアピールを続ける。25日の試合終了時点で打率.133と苦しんでいたが、26日の日本ハム戦から4試合連続安打中。29日の楽天戦では、プロ初本塁打を含む3安打4打点の活躍を見せた。
投手では、高卒5年目の塚原頌平、サウスポーの海田智行のリリーフコンビの活躍が目立つ。オリックスのリリーフ投手といえば、比嘉幹貴、岸田護、馬原孝浩、佐藤達也、平野佳寿と他球団も羨むほど強力だ。しかし比嘉、岸田が故障で開幕に間に合わず、開幕後も佐藤達、平野佳が故障で抹消。
こうしたチームのピンチをチャンスに変えたのが2人だった。塚原は9試合に登板して5ホールド、防御率1.93の成績を残せば、海田はチーム最多の13試合に登板して、5ホールド、防御率1.10と抜群の安定感を誇る。この2人が出現したことで、結果的にリリーフの層がさらに厚くなった。
開幕前に注目されなかった選手たちが、奮闘しチームの状態が上がってきた。そこに、岸田、平野佳といった故障組の主力選手たちも徐々に復帰している。開幕前に優勝候補と呼ばれたオリックスは5月、浮上することができるのだろうか。
4月16日のソフトバンク戦を境にチームは生まれ変わる。この試合に勝利すると、そこから22日のロッテ戦にかけて5連勝。24日の日本ハム戦に敗れたが、16日以降の成績は8勝3敗。15日までのチーム成績が、2勝14敗1分だったことを考えると、この10試合でかなり調子を取り戻した印象だ。
特に脇役の活躍が光っている。30日の楽天戦で1点を追う7回二死満塁の場面、代打で登場した竹原直隆が、逆転となる走者一掃の3点タイムリー二塁打。竹原は今季代打成績が打率.800、1本塁打6打点と勝負強さを発揮している。
ドラフト7位で入団した西野真弘も、レギュラー奪取に向けてアピールを続ける。25日の試合終了時点で打率.133と苦しんでいたが、26日の日本ハム戦から4試合連続安打中。29日の楽天戦では、プロ初本塁打を含む3安打4打点の活躍を見せた。
投手では、高卒5年目の塚原頌平、サウスポーの海田智行のリリーフコンビの活躍が目立つ。オリックスのリリーフ投手といえば、比嘉幹貴、岸田護、馬原孝浩、佐藤達也、平野佳寿と他球団も羨むほど強力だ。しかし比嘉、岸田が故障で開幕に間に合わず、開幕後も佐藤達、平野佳が故障で抹消。
こうしたチームのピンチをチャンスに変えたのが2人だった。塚原は9試合に登板して5ホールド、防御率1.93の成績を残せば、海田はチーム最多の13試合に登板して、5ホールド、防御率1.10と抜群の安定感を誇る。この2人が出現したことで、結果的にリリーフの層がさらに厚くなった。
開幕前に注目されなかった選手たちが、奮闘しチームの状態が上がってきた。そこに、岸田、平野佳といった故障組の主力選手たちも徐々に復帰している。開幕前に優勝候補と呼ばれたオリックスは5月、浮上することができるのだろうか。