ニュース 2015.05.10. 09:06

インフィールドフライでまさかの決着 サヨナラのホームを踏んだ広島・野間に岩本氏「助演男優賞を挙げてもいい」

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広島の期待のルーキー・野間峻祥©BASEBALLKING
 10日、『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『週刊 ご意見番』に張本勲氏と岩本勉氏が出演した。

 4日の広島対巨人戦の9回裏に事件は起こった。同点で迎えた9回、一死満塁から代打の小窪哲也(広島)が打ち上げた打球は、三塁塁審がインフィールドフライを宣告。だが、一塁のフランシスコと三塁の村田修一がこれをお見合い。2人の間に打球が落ち、フランシスコが三塁走者の野間峻祥よりも先に本塁を踏んで球審がアウトをコール。

 この判定に三塁ランナーコーチの広島の石井琢朗コーチが猛抗議。緒方孝市監督もベンチから飛び出して抗議すると、球審はアウトから一転セーフのジャッジ。

 このプレーについて岩本氏は「インフィールドフライを宣告された時点でバッターはアウトです。プレーが続行されていてボールが落ちた瞬間に、飛び出したランナーにタッチをしなければアウトが成立しない」と解説。

 これを踏まえて岩本氏は、現役時代一緒にプレーしていた巨人の捕手・実松一成に喝。「みんなルールを分かっていることなんです。その場で頭を真っ白になるのではなくて、しっかりと大きな声を出して指示を出して欲しかった」と話した。

 また岩本氏は、ホームに生還した広島の野間にあっぱれ。「しら〜っとした顔でホームベースを駆け抜けたのはハリウッドなら賞をもらってもいいくらい。助演男優賞を挙げてもいいくらいのしら〜っとした駆け抜けでした」とスタジオの笑いを誘っていた。

 一方の張本氏は、「ルール知っているから」という理由で石井コーチにあっぱれを入れていた。

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