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緊急先発で5回無失点 今季初勝利の中日・武藤「腕を振れた」

○ 中日 6 - 1 阪神 ●
<12回戦・ナゴヤドーム>

 中日は吉見に代わり、緊急先発した武藤が5回無失点で今季初勝利。打線は少ないチャンスをしっかり得点に結び付け、2連勝でカード勝ち越しを決めた。

 中日は先発予定だった吉見が体調不良を理由に登板を回避。代役としてマウンドに上がった武藤は3回まで毎回得点圏に走者を背負ったが、阪神打線の拙攻にも助けられ無失点ピッチングを続けた。

 打線は4回、阪神先発・岩崎の突然の乱調につけ込み一死満塁とすると、6番福田のサードゴロの間に1点を先制。さらに二死二、三塁から、エルナンデスのファースト内野安打の間に一気に2者が生還し、3-0とリードを広げた。

 続く4回にも、二死一塁から中軸の4連打で3点を加点。援護を受けた武藤は4回、5回も無失点で切り抜け、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 6回以降は浅尾、岡田、田島、福谷と小刻みに繋ぎ、5回無失点の武藤は、昨年9月16日(DeNA戦)以来となる白星。お立ち台に上がった5年目右腕は「朝来て(森繁和)ヘッドに『今日、先発だ』と言われました」と緊急登板の舞台裏を説明。さらに「腕を振れた」と好投の理由を語り、今季初勝利の余韻に浸った。

 谷繁監督も「十分に役割を果してくれた」と納得の表情。先発を回避した吉見の状態については「心配されるようなことではないと思います」と言葉を濁した。

 対する阪神は、初回に2番上本がバント失敗。3回は一、三塁で4番ゴメスが併殺と、立ち上がり不安定だった武藤を攻め切れなかった。先発の岩崎も、4回に突然3連続四球を与えるなど、4回3失点で3敗目(0勝)。攻守とも自滅に近い内容で、再び借金が4に膨らんだ。
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