05年にスタートした交流戦は、今季で11年目。交流戦といえば、リーグ戦では見ることのできない選手たちの対戦が見もの。
10年5月15日に行われた広島対日本ハム戦で、ダルビッシュ有(当時日本ハム)が、3年目の前田健太の投げ合いが実現。ダルビッシュは、「これからセ・リーグを背負って、他の投手を引っ張っていく存在になる投手になってもらいたい」(10年5月15日ダルビッシュのブログにて)という理由から前田の打席で自身のストレート、変化球とほとんどの球種を見せたことがあった。
このことについてダルビッシュは同日のブログで「僕のレベルを知らせるべく前田君の打席では右打者に投げる球種をほとんど投げました。これからもっと練習して、もっとすごい選手になってもらいたいです」と明かしている。前田も翌日に自身のブログで、「本当にありがたい事です。本当に勉強になりました」と綴った。ダルビッシュは2年後メジャーに挑戦し、前田は今や球界を代表するエースに成長している。
近年だと二刀流の大谷翔平(日本ハム)と藤浪晋太郎(阪神)の同学年対決も、それに当てはまる。投手・大谷と藤浪の投げ合いは実現していないが、打者・大谷と藤浪はルーキー時代の13年に対戦している。最初の打席で大谷は打ち取られたが、2打席目がレフト線への二塁打、3打席目が右中間を破る二塁打で、3打数2安打で大谷に軍配が上がった。
名勝負以外にも、数々の記録が生まれている。06年5月25日に当時ヤクルトのガトームソンが、楽天を相手に、交流戦で初めてのノーヒットノーランを達成。その6年後、12年5月30日に杉内俊哉(巨人)が、楽天戦で交流戦2人目となるノーヒットノーランを記録している。ちなみに、杉内は全国甲子園大会とプロ野球の両方でノーヒットノーランを達成した最初の投手となった。
また、10年6月7日のヤクルト対ロッテ戦で、ロッテの7回表の攻撃で日本新記録となる1イニング10者連続安打を記録すれば、同日の広島対オリックス戦で、6回表のオリックスの攻撃で1イニング10者連続安打を達成したこともあった。
26日から始まった交流戦。今季はどんな名勝負、記録が誕生するのだろうか。
10年5月15日に行われた広島対日本ハム戦で、ダルビッシュ有(当時日本ハム)が、3年目の前田健太の投げ合いが実現。ダルビッシュは、「これからセ・リーグを背負って、他の投手を引っ張っていく存在になる投手になってもらいたい」(10年5月15日ダルビッシュのブログにて)という理由から前田の打席で自身のストレート、変化球とほとんどの球種を見せたことがあった。
このことについてダルビッシュは同日のブログで「僕のレベルを知らせるべく前田君の打席では右打者に投げる球種をほとんど投げました。これからもっと練習して、もっとすごい選手になってもらいたいです」と明かしている。前田も翌日に自身のブログで、「本当にありがたい事です。本当に勉強になりました」と綴った。ダルビッシュは2年後メジャーに挑戦し、前田は今や球界を代表するエースに成長している。
近年だと二刀流の大谷翔平(日本ハム)と藤浪晋太郎(阪神)の同学年対決も、それに当てはまる。投手・大谷と藤浪の投げ合いは実現していないが、打者・大谷と藤浪はルーキー時代の13年に対戦している。最初の打席で大谷は打ち取られたが、2打席目がレフト線への二塁打、3打席目が右中間を破る二塁打で、3打数2安打で大谷に軍配が上がった。
名勝負以外にも、数々の記録が生まれている。06年5月25日に当時ヤクルトのガトームソンが、楽天を相手に、交流戦で初めてのノーヒットノーランを達成。その6年後、12年5月30日に杉内俊哉(巨人)が、楽天戦で交流戦2人目となるノーヒットノーランを記録している。ちなみに、杉内は全国甲子園大会とプロ野球の両方でノーヒットノーランを達成した最初の投手となった。
また、10年6月7日のヤクルト対ロッテ戦で、ロッテの7回表の攻撃で日本新記録となる1イニング10者連続安打を記録すれば、同日の広島対オリックス戦で、6回表のオリックスの攻撃で1イニング10者連続安打を達成したこともあった。
26日から始まった交流戦。今季はどんな名勝負、記録が誕生するのだろうか。