○ 日本ハム 6 － 4 楽天 ●
＜イースタンリーグ・鎌ヶ谷＞

　楽天の安楽智大が27日、イースタンリーグの日本ハム戦で公式戦2度目の先発マウンドに上がったが、3回途中2失点でノックアウト。日本ハムの斎藤佑樹も3点リードの9回に登板したが、3安打1失点と精彩を欠いた。

　安楽は初回、ヒットとボークで無死二塁のピンチを招いたが、3番ハーミッダを空振り三振、4番石川慎をライトフライに打ち取り無失点。だが、続く2回も先頭打者にヒットを許すと、一死一、二塁から、同じ高卒新人の8番高浜にタイムリーを打たれた。

　3回も一死一、二塁のピンチを背負った安楽は、石川慎にレフト前へのタイムリーを打たれ降板。初先発となった14日（日本ハム戦）と同じく2回1/3でマウンドを降りた、直球の最速も143キロ止まりだった。

　日本ハムの斎藤佑は6－3の9回から登板。キッチリと終わらせたいところだったが、いきなり連打を浴び無死一、二塁。その後、一死一、三塁から併殺崩れの間に1点を返されると、さらに育成枠の柿沢にもヒットを許すなど再び満塁のピンチを招いた。

　それでも、最後はセカンドゴロに打ち取り追加点を与えず。この日の斎藤佑は、1回を投げ3安打、1四球で1失点。何とかセーブは記録したが、一軍マウンドが遠のく内容だった。