● マリナーズ 1 - 3 ヤンキース ○
<現地時間6月3日 セーフコ・フィールド>
故障者リストから復帰したヤンキースの田中将大が現地時間3日(日本時間4日)、敵地でのマリナーズ戦で4月23日のタイガース戦以来となる先発登板。球数制限がある中、7回1失点と好投し、今季3勝目(1敗)を手にした。
復帰戦ということもあり、戦前から80~85球の球数制限を設けていた田中。そんな中、初回は先頭のモリソンに対し、最後はスプリットを振らせ三球三振。2番ジャクソンはバックの攻守もありサードゴロ。3番カノもショートゴロに打ち取り、初回はわずか10球。三者凡退と最高のスタートを切った。
1-0で迎えた2回は、4番クルーズをスライダーで、左打者の5番シーガーには内角のツーシームで二者連続の三球三振をマーク。6番スミスも味方の攻守でショートゴロに打ち取り、この回から女房役がマッキャンからマーフィーに代わるハプニングもあったが、田中は動じることなく安定投球を続けた。
だが3回、先頭の7番ミラーに右中間を深々と破られる三塁打を許すと、続くアクリーにもツーシームをレフト後方へ運ばれ、二者連続の長打で1-1の同点。さらに一死二塁から、二巡目となった1番モリソンにも外角のボールを軽打され三遊間を破られたが、ここはレフト・フローレスの好返球で二塁走者は本塁タッチアウト。ここでもバックの攻守に助けられ、田中は序盤の3回を1失点で乗り切った。
4回表に打線が2点を勝ち越し、3-1の状況でその裏のマウンドへ。この回は強力クリーンアップとの対決となったが、カノをセカンドゴロ、クルーズをセンターフライに打ち取り、シーガーにはフルカントからスプリットを振らせ、マリナーズの中軸を三者凡退に抑えた。
乗ってきた田中は、5回も先頭から二者連続の内野ゴロ。さらに、前の打席でタイムリーを打たれたアクリーに対しては、追い込んでから150キロ超えの直球を続け、最後は152キロを計測する外角球で見逃し三振に仕留めた。
6回も三者凡退に抑えた田中は、3回に3つ目のアウトを奪ってから10連続アウトを記録。球数も71球のため7回もマウンドに上がると、この回も先頭のカノを1球でショートフライ、クルーズもスライダーでセカンドフライに打ち取り、最後は5番シーガーに対し、この日最速となる154キロの直球で見逃し三振に仕留め、13人連続アウトで復帰登板の最後を締めた。
田中は7回を78球で乗り切り1失点。打たれたヒットは3回の3本のみで四死球はゼロ。三振は毎回となる9つを奪い、防御率を2.76に良化させた。
ヤンキースは3-1の8回から、田中に代わり左腕のカプアーノを投入。この回は一死満塁と一打逆転のピンチを招いたが、最後は3番手のミラーが踏ん張り、田中は3勝目。ヤンキースは敵地で、マリナーズ相手の3連勝を達成した。
<現地時間6月3日 セーフコ・フィールド>
故障者リストから復帰したヤンキースの田中将大が現地時間3日(日本時間4日)、敵地でのマリナーズ戦で4月23日のタイガース戦以来となる先発登板。球数制限がある中、7回1失点と好投し、今季3勝目(1敗)を手にした。
復帰戦ということもあり、戦前から80~85球の球数制限を設けていた田中。そんな中、初回は先頭のモリソンに対し、最後はスプリットを振らせ三球三振。2番ジャクソンはバックの攻守もありサードゴロ。3番カノもショートゴロに打ち取り、初回はわずか10球。三者凡退と最高のスタートを切った。
1-0で迎えた2回は、4番クルーズをスライダーで、左打者の5番シーガーには内角のツーシームで二者連続の三球三振をマーク。6番スミスも味方の攻守でショートゴロに打ち取り、この回から女房役がマッキャンからマーフィーに代わるハプニングもあったが、田中は動じることなく安定投球を続けた。
だが3回、先頭の7番ミラーに右中間を深々と破られる三塁打を許すと、続くアクリーにもツーシームをレフト後方へ運ばれ、二者連続の長打で1-1の同点。さらに一死二塁から、二巡目となった1番モリソンにも外角のボールを軽打され三遊間を破られたが、ここはレフト・フローレスの好返球で二塁走者は本塁タッチアウト。ここでもバックの攻守に助けられ、田中は序盤の3回を1失点で乗り切った。
4回表に打線が2点を勝ち越し、3-1の状況でその裏のマウンドへ。この回は強力クリーンアップとの対決となったが、カノをセカンドゴロ、クルーズをセンターフライに打ち取り、シーガーにはフルカントからスプリットを振らせ、マリナーズの中軸を三者凡退に抑えた。
乗ってきた田中は、5回も先頭から二者連続の内野ゴロ。さらに、前の打席でタイムリーを打たれたアクリーに対しては、追い込んでから150キロ超えの直球を続け、最後は152キロを計測する外角球で見逃し三振に仕留めた。
6回も三者凡退に抑えた田中は、3回に3つ目のアウトを奪ってから10連続アウトを記録。球数も71球のため7回もマウンドに上がると、この回も先頭のカノを1球でショートフライ、クルーズもスライダーでセカンドフライに打ち取り、最後は5番シーガーに対し、この日最速となる154キロの直球で見逃し三振に仕留め、13人連続アウトで復帰登板の最後を締めた。
田中は7回を78球で乗り切り1失点。打たれたヒットは3回の3本のみで四死球はゼロ。三振は毎回となる9つを奪い、防御率を2.76に良化させた。
ヤンキースは3-1の8回から、田中に代わり左腕のカプアーノを投入。この回は一死満塁と一打逆転のピンチを招いたが、最後は3番手のミラーが踏ん張り、田中は3勝目。ヤンキースは敵地で、マリナーズ相手の3連勝を達成した。