セ・リーグ各球団が、交流戦に苦戦している。セ・リーグ全体で32勝、パ・リーグ全体で35勝を挙げているが、勝ち越しているチームは8勝3敗の阪神のみ。次いで、巨人が6勝6敗、ヤクルトが5勝5敗1分という状況だ。
巨人が、本拠地・東京ドームでソフトバンクに3タテを食らったように、他球団も本拠地で負けている印象が強い。
● 交流戦前のホーム成績
巨人 16勝6敗 勝率.727
DeNA 17勝7敗 勝率.708
中日 17勝9敗 勝率.654
ヤクルト 14勝9敗 勝率.609
広島 13勝10敗 勝率.565
阪神 12勝11敗 勝率.522
● 交流戦中のホーム成績
阪神 7勝1敗 勝率.875
ヤクルト 4勝3敗1分 勝率.571
巨人 5勝4敗 勝率.556
中日 3勝5敗1分 勝率.375
広島 3勝6敗 勝率.333
DeNA 2勝6敗1分 勝率.250
交流戦前、本拠地で圧倒的な強さを見せていたのが巨人、DeNA、中日の3チーム。この中で交流戦勝ち越しているのは巨人だけ。4月に月間最多タイとなる本拠地11勝を挙げた中日は、交流戦3勝5敗1分。一度もカード勝ち越しすることができなかった。
中日以上に苦戦したのが、球団初となる首位で交流戦を迎えたDeNA。交流戦最初のカードは本拠地でのオリックス戦となったが、1勝2敗と負け越し。3日のソフトバンク戦から引き分けを挟んで4連敗。得意とする本拠地だっただけに、相当なダメージを食らったはずだ。
反対に交流戦中ホームで大きく勝ち越したのが阪神。リーグ戦では12勝11敗と一番勝てていなかったが、交流戦ではダントツの7勝1敗。3日のロッテ戦で、8点リードを追い付かれたが、なんとかサヨナラ勝ち。この試合から阪神は4連勝で、約2カ月ぶりに貯金を1とした。
それぞれが“稼ぎどころ”としていたはずの本拠地で、それもDHのない戦いに慣れていないパの球団を相手に苦しい戦いを強いられてしまったことが、今年も交流戦でセが苦戦した理由のひとつと言えるだろう。
今年からリーグ対抗の色が濃くなった交流戦。これから幕を開けるパの本拠地に乗り込んでの6連戦で、セの各球団がどれだけ巻き返すことができるのか。交流戦最後の1週間の大きなみどころとなる。
巨人が、本拠地・東京ドームでソフトバンクに3タテを食らったように、他球団も本拠地で負けている印象が強い。
● 交流戦前のホーム成績
中日 17勝9敗 勝率.654
ヤクルト 14勝9敗 勝率.609
広島 13勝10敗 勝率.565
阪神 12勝11敗 勝率.522
● 交流戦中のホーム成績
阪神 7勝1敗 勝率.875
ヤクルト 4勝3敗1分 勝率.571
巨人 5勝4敗 勝率.556
中日 3勝5敗1分 勝率.375
広島 3勝6敗 勝率.333
DeNA 2勝6敗1分 勝率.250
交流戦前、本拠地で圧倒的な強さを見せていたのが巨人、DeNA、中日の3チーム。この中で交流戦勝ち越しているのは巨人だけ。4月に月間最多タイとなる本拠地11勝を挙げた中日は、交流戦3勝5敗1分。一度もカード勝ち越しすることができなかった。
中日以上に苦戦したのが、球団初となる首位で交流戦を迎えたDeNA。交流戦最初のカードは本拠地でのオリックス戦となったが、1勝2敗と負け越し。3日のソフトバンク戦から引き分けを挟んで4連敗。得意とする本拠地だっただけに、相当なダメージを食らったはずだ。
反対に交流戦中ホームで大きく勝ち越したのが阪神。リーグ戦では12勝11敗と一番勝てていなかったが、交流戦ではダントツの7勝1敗。3日のロッテ戦で、8点リードを追い付かれたが、なんとかサヨナラ勝ち。この試合から阪神は4連勝で、約2カ月ぶりに貯金を1とした。
それぞれが“稼ぎどころ”としていたはずの本拠地で、それもDHのない戦いに慣れていないパの球団を相手に苦しい戦いを強いられてしまったことが、今年も交流戦でセが苦戦した理由のひとつと言えるだろう。
今年からリーグ対抗の色が濃くなった交流戦。これから幕を開けるパの本拠地に乗り込んでの6連戦で、セの各球団がどれだけ巻き返すことができるのか。交流戦最後の1週間の大きなみどころとなる。