中日の和田一浩が、11日のロッテ戦で通算2000安打を達成した。そこで、2000安打達成者の通算打率ベスト10を紹介したい。

　第1位は現役時代ヤクルトでプレーした若松勉氏。『小さな大打者』の異名を持つ若松氏が通算2000安打達成したのは、85年10月9日の阪神戦。38歳5カ月での達成となった。ちなみに、4000打数以上での通算打率は2位に位置している。

　若松氏に次いで第2位は張本勲氏。NPB歴代最多の通算3085安打を放つ安打製造機は、32歳2カ月で2000本に到達。現時点では、4番目の若さでの達成となっている。

　また現役組では、4位に小笠原道大、7位に和田一浩と中日でプレーするベテラン2人がランクインしている。

【通算2000安打以上の打率トップ10】
1位 若松勉（ヤクルト）
通算打率：.31918
通算安打：2173

2位 張本勲（ロッテ）
通算打率：.31915
通算安打：3085

3位 川上哲治（巨人）
通算打率：.313
通算安打：2351

4位 小笠原道大（中日）
通算打率：.311
通算安打：2118

5位 落合博満（日本ハム）
通算打率：.310
通算安打：2371

6位 長嶋茂雄（巨人）
通算打率：.305
通算安打：2471

7位 和田一浩（中日）
通算打率：.303
通算安打：2001

8位 谷沢健一（中日）
通算打率：.3024
通算安打：2062

9位 前田智徳（広島）
通算打率：.3023
通算安打：2119

10位 王貞治（巨人）
通算打率：.301
通算安打：2786

※記録は6月12日時点のもの
※記録はNPBのみ
（）は最終所属球団