ニュース 2015.06.13. 11:52

代打、代走、守備固め 試合終盤に欠かせないスペシャリストたち

 レギュラーではないが試合終盤の大事な局面で、代打、代走、守備固めで出場するスペシャリストと呼ばれる選手がいる。

 試合終盤にチャンスで登場し、一振りで試合を決める役割が求められる代打の切り札。小窪哲也(広島)は物凄い勝負強さを見せる。5月2日のヤクルト戦で、中沢雅人からレフトスタンドに飛び込む満塁本塁打を放つなど、今季代打で打率.500、1本塁打10打点の成績を残す。昨季も代打で打率.389、リーグ2位の15打点を挙げており、代打というポジションでチームの勝利に貢献している。

 代打の切り札がいれば、代走のスペシャリストもいる。鈴木尚広(巨人)は、最大の武器である足で試合終盤、相手投手にプレッシャーを与える。5月9日のDeNA戦では、同点の延長11回に併殺崩れで出塁すると、2球目に二盗を決めた。3球目に相手バッテリーのミスで三塁へ進むと、小林誠司の遊ゴロの間に決勝のホームを踏んだ。今年に限らず鈴木の足で、試合を決めるシーンが何度もある。俊足の選手は多くいるが、ここまで走塁技術が高い選手は他にはいないだろう。

 代打、代走に比べるとインパクトは薄いが、試合終盤に起用される守備固めも非常に大切な存在だ。現役を引退しているが、現役時代中日でプレーした英智が代表的。『一芸に秀でた選手』として落合監督時代、高い守備力と肩力で試合終盤に登場し、何度もチームのピンチを救った。

 レギュラー選手に比べるとスポットライトを浴びることが少ない控え選手。それでも、試合終盤に登場し、しっかりと結果を残す。彼らのような切り札は、チームにとっても貴重な存在といえるだろう。
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