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日本記録に王手の西武・中村より上がいた! “満塁弾率”ランキング

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王貞治氏が持つ通算満塁本塁打の日本記録に王手をかけた中村剛也 ©BASEBALLKING 
 西武の主砲・中村剛也が、7月1日のソフトバンク戦で今シーズン第22号となる満塁本塁打を放った。

 5月30日の阪神戦で放って以来となる今年2本目の満塁弾は、プロ通算14本目。歴代2位の藤井康雄氏、中村紀洋氏に並び、王貞治氏が持つ通算満塁本塁打の日本記録(15本)へ残り1本に迫った。

 驚異的なペースで日本記録に王手をかけたおかわりくん。王氏の15本という記録は、通算で放った868本分の15本で、満塁本塁打の割合は全体の1.7%ほどにすぎない。一方、中村は通算294本の中で14本を記録しており、その割合は4.8%にのぼる。もちろん、めぐり合わせによる部分が大きく、自分でどうこうできるものではないのだが、中村の固め打ち具合が際立つ数字だ。

 そんなことを調べていくうちに気になったのが、過去に“満塁男”と呼ばれた選手たちの成績。通算本塁打の中の満塁本塁打の割合を「満塁弾率」とし、通算10本以上の満塁弾を記録した選手たちを対象に調査してみた。果たして、中村は何番目になるのだろうか。

 トップの数字をたたき出していたのが、巨人や横浜で活躍した駒田徳広氏。通算本塁打195本のうち13本もの満塁本塁打を放ち、満塁弾率は断トツの.067を記録した。長いプロ野球の歴史の中で唯一のプロ初打席満塁本塁打を成し遂げた“伝説の満塁男”はダテじゃない。

 そして、駒田氏に次ぐ2位につけているのが現ロッテの井口資仁。

 少し意外なイメージもあるが、この人もプロ初本塁打が満塁弾という鮮烈デビューを飾った男の一人。3位につける藤井康雄氏とは1毛しか差がないため、今後放つ本塁打の一本一本がこの順位を左右していくことになる。

 王氏は昨日の試合後に「20本くらい打つんじゃない」とコメントを残したが、中村は「巡り合わせもあるし...簡単じゃない」と近くて遠い記録であることを強調した。

 1978年に王氏が15本目を放って以降、37年もの間、不可侵な領域となっていた満塁本塁打の日本記録。西武の中村は「近くて遠い」あと1本、そして2本を放つことができるか…。西武の試合を見ていく上での新たな楽しみの一つが生まれた。

満塁弾率トップ10 ※対象:通算10本以上


1位 駒田徳広(横浜)
☆満塁弾率 .067(195-13)
実働年数:18年

2位 井口資仁(ロッテ)【現役】
☆満塁弾率 .0497(241-12)
実働年数:15年

3位 藤井康雄(オリックス)
☆満塁弾率 .0496(282-14)
実働年数:16年

4位 中村剛也(西武)【現役】
☆満塁弾率 .048(294-14)
実働年数:13年

5位 江藤智(西武)
☆満塁弾率 .0357(364-13)
実働年数:20年

6位 中村紀洋(DeNA)
☆満塁弾率 .0346(404-14)
実働年数:18年

7位 池山隆寛(ヤクルト)
☆満塁弾率 .0328(304-10)
実働年数:19年

8位 江藤慎一(ロッテ)
☆満塁弾率 .0326(367-12)
実働年数:18年

9位 小久保裕紀(ソフトバンク)
☆満塁弾率 .031(413-13)
実働年数:18年

10位 松中信彦(ソフトバンク)【現役】
☆満塁弾率 .028(352-10)
実働年数:18年

※所属球団は最後に満塁弾を放った時のもの
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