ニュース 2015.07.02. 16:04

まだまだ元気 “いい意味”で期待を裏切っている選手は?

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いい意味で期待を裏切っている広島の新井貴浩 ©BASEBALLKING
 開幕前にあまり注目されていなかったが、良い意味で期待を裏切っている選手がいる。

 阪神を自由契約となり、今季広島に8年ぶりに復帰した新井貴浩は入団当初、一塁には昨季本塁打王に輝いたエルドレッドがいるため、代打での出場が予想されていた。だが、エルドレッドが開幕前に右膝半月板を手術し出遅れる。新外国人のグスマンがエルドレッドに代わり、一塁のポジションに就くも開幕してすぐに故障。

 外国人2人の故障で、新井にチャンスが巡ってきた。その新井は4月7日の巨人戦で『4番・一塁』で今季初のスタメン出場を果たすと、ここまでチーム最多の46試合で4番に座っている。

 かつて本塁打王を獲得したときのような豪快な一発は少ないものの、チーム2位の37打点をマーク。得点圏打率は.389と勝負強さを発揮している。今季は大活躍していることもあり、新井はファン投票で3年ぶりにオールスター出場を決めた。

 福留孝介(阪神)もチームに欠かせない存在感を見せている。阪神加入後の2年間は、期待されていたが、1年目が打率.198、2年目が打率.253と全く結果を残すことができなかった。3年目の今季は、2年間の打撃不振が嘘のように状態が良い。特に6月は19試合に出場して、打率.311、6本塁打11打点の成績。28日のDeNA戦では2試合連続本塁打を放ち、DeNAの中畑清監督も「失投をひと振りで決める。大したもの」と言わしめたほど。

 また、中日時代に定位置だった3番で出場していることも好結果に繋がっている要因に挙げられる。6月16日の日本ハム戦から3番で出場すると、同日に猛打賞を記録。3番に座ってから打率.429、4本塁打5打点と絶好調。鳥谷敬、マートンといった主力の打撃不振が続く中で、今はチームで一番頼りになる選手となっている。

 近年は故障や打撃不振で苦しんでいた2人だが、ここまで文句なしの働きを見せている。シーズン終了まで、いい意味で期待を裏切るような活躍を見せたいところだ。

新井と福留の今季と昨季の成績

新井貴浩(広島)
今季成績:59試 率.313 本4 点37
昨季成績:94試 率.244 本3 点31

福留孝介(阪神)
今季成績:70試 率.276 本12 点38
昨季成績:104試 率.253 本9 点34
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