ヤクルトの山田哲人が2日の阪神戦で、1試合2本塁打を放つなど最近5試合で4本のアーチを描いている。山田は1番打者ながら、リーグ2位の17本塁打と1位の畠山和洋(ヤクルト)の2本差。1番打者で本塁打王のタイトルを獲得する可能性もでてきた。
最近30年間で、1番打者で本塁打王のタイトルを獲得した選手はいない。07年にプロ野球新記録となるシーズン9本の先頭打者本塁打を放った高橋由伸(巨人)は、35本塁打を記録。この年の高橋由は、当時チームメートだった小笠原道大、阿部慎之助、イ・スンヨプを上回り、チーム最多本塁打。本塁打王の村田修一には1本差の2位だった。
前年まで3番を任されていた02年の松井稼頭央(当時西武)は、1番に座ると打率.332、リーグ4位の36本塁打をマーク。走っても33盗塁と、史上8人目のトリプルスリーを達成した。先頭打者としてチャンスメークするだけでなく、2試合連続サヨナラ本塁打を放つなど一振りで試合を決めることもあった。
ここまで17本塁打を放っている山田は、残り試合を考えると30本以上の本塁打は期待できる。今季はバレンティン(ヤクルト)、エルドレッド(広島)といったタイトル常連の選手が故障や出遅れなどで、上位に名前がない。1番を打つ山田は打席数も多く、本塁打王のタイトル獲得も夢ではなさそうだ。
07年成績:133試 率.308 本35 点88
松井稼頭央(西武)
02年成績:140試 率.332 本36 点87
坂本勇人(巨人)
10年成績:144試 率.281 本31 点85
緒方孝市(広島)
99成績:132試 率.305 本36 点69
真弓明信(阪神)
85年成績:119試 率.322 本34 点84
最近30年間で、1番打者で本塁打王のタイトルを獲得した選手はいない。07年にプロ野球新記録となるシーズン9本の先頭打者本塁打を放った高橋由伸(巨人)は、35本塁打を記録。この年の高橋由は、当時チームメートだった小笠原道大、阿部慎之助、イ・スンヨプを上回り、チーム最多本塁打。本塁打王の村田修一には1本差の2位だった。
前年まで3番を任されていた02年の松井稼頭央(当時西武)は、1番に座ると打率.332、リーグ4位の36本塁打をマーク。走っても33盗塁と、史上8人目のトリプルスリーを達成した。先頭打者としてチャンスメークするだけでなく、2試合連続サヨナラ本塁打を放つなど一振りで試合を決めることもあった。
ここまで17本塁打を放っている山田は、残り試合を考えると30本以上の本塁打は期待できる。今季はバレンティン(ヤクルト)、エルドレッド(広島)といったタイトル常連の選手が故障や出遅れなどで、上位に名前がない。1番を打つ山田は打席数も多く、本塁打王のタイトル獲得も夢ではなさそうだ。
1番打者で本塁打を量産した主な選手
高橋由伸(巨人)07年成績:133試 率.308 本35 点88
松井稼頭央(西武)
02年成績:140試 率.332 本36 点87
坂本勇人(巨人)
10年成績:144試 率.281 本31 点85
緒方孝市(広島)
99成績:132試 率.305 本36 点69
真弓明信(阪神)
85年成績:119試 率.322 本34 点84