ニュース 2015.07.07. 05:30

大谷と藤浪が躍動! 高卒出身で活躍した同学年の投手といえば…

無断転載禁止
リーグ最多の9勝を挙げている日本ハムの大谷翔平©BASEBALLKING
 大谷翔平(日本ハム)が防御率1.56、9勝とリーグ1位の成績を残せば、藤浪晋太郎(阪神)もリーグ最多の115奪三振を記録。大谷と藤浪は高卒3年目という若さで、チームのエース格に成長している。

 大谷、藤浪以外にも高卒3年目で、同学年の投手2人が、チームのエース格に成長した例がある。ダルビッシュ有(当時日本ハム)と涌井秀章(当時西武)だ。ダルビッシュ有は3年目の07年、初の開幕投手を務め、15勝5敗、防御率1.82の成績を残し、リーグ優勝に大きく貢献した。自身も沢村賞、リーグMVPなどを受賞し、球界のエースへ成長していくきっかけの年となった。

 涌井は、速球中心から打たせて取る投球に変更し、17勝をマークし最多勝のタイトルを獲得。チームはBクラスに沈んだが、松坂大輔がレッドソックスに移籍した後、先発の軸として、役割を果たした。その後、ダルビッシュと涌井は球界を代表する投手となり、ダルビッシュは12年からメジャーに挑戦し、涌井は14年からロッテでプレーしている。

 88年世代の田中将大(当時楽天)と前田健太(広島)も、高卒3年目で先発ローテーションの一角を担っていた。田中は3年目の開幕前に第2回WBC日本代表に選出され、世界一に貢献。シーズンでもチーム最多の15勝を挙げ、エースの岩隈久志、永井怜とともに先発三本柱を形成し、球団初のCS進出に大きな力になった。

 2年目に9勝を挙げた前田は、飛躍の年にしたかったが、8勝14敗と黒星が先行。エースに近い存在になれなかったが、それでもチーム最多の193イニングを投げ、QS(6回3自責点以内)率も、チームトップの数字だった。この年の悔しさが、翌年の沢村賞に繋がったといえるだろう。

 こうして見ると、日本を代表する投手となったダルビッシュと田中などは、同学年に力のある高卒投手がいて、チームは違えど、切磋琢磨し、成長していったように見える。大谷と藤浪の2人も、将来日本を代表する投手に成長しているのだろうか。

近年の高卒3年目成績

【2007年】
ダルビッシュ有
高卒3年目成績:26試 15勝5敗 防1.82

涌井秀章
高卒3年目成績:28試 17勝10敗 防2.79

【2009年】
田中将大
高卒3年目成績:25試 15勝6敗 防2.33

前田健太
高卒3年目成績:29試 8勝14敗 防3.36

【2015年】
大谷翔平
高卒3年目成績:12試 9勝1敗 防1.56

藤浪晋太郎
高卒3年目成績:15試 7勝4敗 防2.17

※成績は7月5日時点のもの

【PR】北海道日本ハムファイターズを観戦するなら「DAZN Baseball」

2年連続最下位の日本ハムは新庄剛志監督3年目の飛躍を狙う。万波中正をはじめ成長著しい若手野手陣とFA加入の山﨑福也など、期待の投手陣で下剋上を目指す!

「DAZN Baseball」とは、月額2,300円(税込)でDAZNのプロ野球コンテンツをすべて楽しめるプランです(月々払いの年間プランのみ)。

プロ野球だけを楽しみたい方は、月額4,200円(税込)のDAZN Standard​よりも1,900円お得に視聴できます。

POINT

ペナントシリーズ、交流戦、CSまで余さず堪能できる!

② オフシーズンもドキュメンタリーやバズリプレイなどコンテンツが充実!

毎月2,300円でライブ配信・見逃し配信・ハイライトまで視聴可能!

楽天モバイルなら追加料金ゼロで
パ・リーグが楽しめる!【PR】

楽天モバイル パ・リーグSpecial

楽天モバイルに申し込み「Rakuten最強プラン」を契約すると、公式戦やオリジナル番組を追加料金0円で楽しめます。携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。パ・リーグをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。

POINT

① パ・リーグ主催の公式戦・オリジナル番組が見放題!

② 見逃し配信にも対応! スマホやTVなど好きなデバイスで視聴可能!

③ キャリア乗換不要。お得で手軽な「デュアルSIM」契約もオススメ!

ポスト シェア 送る
  • ALL
  • De
  • 西