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大谷と藤浪が躍動! 高卒出身で活躍した同学年の投手といえば…

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リーグ最多の9勝を挙げている日本ハムの大谷翔平©BASEBALLKING
 大谷翔平(日本ハム)が防御率1.56、9勝とリーグ1位の成績を残せば、藤浪晋太郎(阪神)もリーグ最多の115奪三振を記録。大谷と藤浪は高卒3年目という若さで、チームのエース格に成長している。

 大谷、藤浪以外にも高卒3年目で、同学年の投手2人が、チームのエース格に成長した例がある。ダルビッシュ有(当時日本ハム)と涌井秀章(当時西武)だ。ダルビッシュ有は3年目の07年、初の開幕投手を務め、15勝5敗、防御率1.82の成績を残し、リーグ優勝に大きく貢献した。自身も沢村賞、リーグMVPなどを受賞し、球界のエースへ成長していくきっかけの年となった。

 涌井は、速球中心から打たせて取る投球に変更し、17勝をマークし最多勝のタイトルを獲得。チームはBクラスに沈んだが、松坂大輔がレッドソックスに移籍した後、先発の軸として、役割を果たした。その後、ダルビッシュと涌井は球界を代表する投手となり、ダルビッシュは12年からメジャーに挑戦し、涌井は14年からロッテでプレーしている。

 88年世代の田中将大(当時楽天)と前田健太(広島)も、高卒3年目で先発ローテーションの一角を担っていた。田中は3年目の開幕前に第2回WBC日本代表に選出され、世界一に貢献。シーズンでもチーム最多の15勝を挙げ、エースの岩隈久志、永井怜とともに先発三本柱を形成し、球団初のCS進出に大きな力になった。

 2年目に9勝を挙げた前田は、飛躍の年にしたかったが、8勝14敗と黒星が先行。エースに近い存在になれなかったが、それでもチーム最多の193イニングを投げ、QS(6回3自責点以内)率も、チームトップの数字だった。この年の悔しさが、翌年の沢村賞に繋がったといえるだろう。

 こうして見ると、日本を代表する投手となったダルビッシュと田中などは、同学年に力のある高卒投手がいて、チームは違えど、切磋琢磨し、成長していったように見える。大谷と藤浪の2人も、将来日本を代表する投手に成長しているのだろうか。

近年の高卒3年目成績

【2007年】
ダルビッシュ有
高卒3年目成績:26試 15勝5敗 防1.82

涌井秀章
高卒3年目成績:28試 17勝10敗 防2.79

【2009年】
田中将大
高卒3年目成績:25試 15勝6敗 防2.33

前田健太
高卒3年目成績:29試 8勝14敗 防3.36

【2015年】
大谷翔平
高卒3年目成績:12試 9勝1敗 防1.56

藤浪晋太郎
高卒3年目成績:15試 7勝4敗 防2.17

※成績は7月5日時点のもの
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