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寂しすぎる阪神野手陣 侍ジャパンの一次候補選出なし

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2013年のWBCで活躍した阪神の鳥谷敬 [Getty Images]
 侍ジャパンは16日、今年の11月に開幕する野球の世界大会『WBSC世界野球プレミア12』へ向けた日本代表の一次候補65名を発表した。球団別では西武がリーグ打率トップの秋山翔吾、本塁打と打点でリーグトップの成績を残す中村剛也、高卒2年目の森友哉など最多の11選手が選ばれた。最少だったのは阪神。選出されたのは投手の藤浪晋太郎と岩田稔の2人のみ。野手は12球団で唯一、一次候補選手の名前が呼ばれなかった。

 阪神の野手で日本代表に選出された選手といえば、13年に行われた第3回WBCの代表入りした鳥谷敬がいる。2次ラウンドのチャイニーズタイペイ戦では、1点を追う9回一死から四球で出塁すると二死後、井端弘和の打席で二盗に成功。直後の井端のタイムリーで同点のホームを踏み、日本中のファンを熱くさせた。

 しかし、小久保裕紀監督が侍ジャパンの監督に就任してからは、『BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズタイペイ』、『日米野球』、『GLOBAL BASEBALL MATCH2015』が行われたが、阪神とロッテの野手は誰一人選出されなかった。今回ロッテから今江敏晃、清田育宏の2人が一次候補のメンバー入り。これで小久保ジャパン発足後、阪神の野手だけが12球団で唯一選ばれていない状況になった。

 阪神の規定打席に到達している日本人野手を見てみると、福留孝介、鳥谷敬、上本博紀の3人。上本は今年29歳だが、鳥谷と福留の2人はベテランと呼ばれる年齢。小久保ジャパンで4番を任されている中田翔(日本ハム)を始め、柳田悠岐(ソフトバンク)、丸佳浩(広島)など20代後半の選手が選ばれている傾向にある。20代後半のレギュラー選手が上本だけになると、なかなか選出されにくいといえるだろう。

 プレミア12の日本代表一次候補メンバーに阪神の野手は誰も選ばれなかったが、2年後のWBCまで時間が残されている。13年のWBCが開催された時にチームのレギュラーではなかった柳田、菊池涼介(広島)が小久保ジャパンの中心選手として躍動。阪神は北條史也、横田慎太郎、江越大賀など期待の若手がいる。彼らが阪神のレギュラーで活躍するようになれば、2年後のWBCに侍ジャパンのメンバーに入っている可能性もある。
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