侍ジャパンは16日、今年の11月に開幕する野球の世界大会『WBSC世界野球プレミア12』へ向けた日本代表の一次候補65名を発表した。
小久保裕紀代表監督は、過去に指揮した『BASEBALL CHALLENGE』『日米野球』『GLOBAL BASEBALL MATCH2015』で選んだ選手をベースに、山崎康(DeNA)や秋山(西武)など、今季ブレークした面々を加えた。
筆者が注目していたのは左投手。これまでの親善試合では、実績のある金子(オリックス)や前田(広島)を筆頭に、若手の大谷(日本ハム)、藤浪(阪神)など、特に先発投手は右投手に偏っていた。
今回は大人数ということもあり、小久保体制常連の松葉(オリックス)らに加え、今シーズン好調な大野(中日)、吉川(日本ハム)、菊池(西武)ら、左の先発候補も多数名を連ねた。大隣(ソフトバンク)が選出外だったのには驚いたが、バランスを考えても左の先発は欲しいところだ。
これまで日本代表の左腕と言えば、現巨人の杉内だった。高校時代から日の丸を背負い、社会人時代もプロアマ混合のシドニー五輪代表に選ばれ、松坂(ソフトバンク)や中村紀(元DeNA)らとともに金メダルを目指した。さらにWBCの3大会連続出場は日本人唯一で、中でも第2回大会はリリーフとして6回1/3を無安打無失点。チームの連覇に貢献すると同時に、改めて国際舞台での強さを証明した。
そのベテランは今季、好不調の波が激しく防御率4.00と低迷。さらに、NPBに在籍する内海(巨人)、成瀬(ヤクルト)ら経験豊富なサウスポーたちも、揃って不調に陥っている。
一方で第4回のWBC(17年開催予定)に目を向ければ、田口(巨人)や砂田(DeNA)といった若手が芽を出しており、現在は中継ぎを主戦場にしている戸田(広島)あたりも、先発、救援もできる万能型として楽しみな存在だ。
一次候補に選ばれた65選手は、今後28人に絞られる。20日から再開されるリーグ戦では、代表枠を巡るアピール合戦からも目が離せない。
小久保裕紀代表監督は、過去に指揮した『BASEBALL CHALLENGE』『日米野球』『GLOBAL BASEBALL MATCH2015』で選んだ選手をベースに、山崎康(DeNA)や秋山(西武)など、今季ブレークした面々を加えた。
筆者が注目していたのは左投手。これまでの親善試合では、実績のある金子(オリックス)や前田(広島)を筆頭に、若手の大谷(日本ハム)、藤浪(阪神)など、特に先発投手は右投手に偏っていた。
今回は大人数ということもあり、小久保体制常連の松葉(オリックス)らに加え、今シーズン好調な大野(中日)、吉川(日本ハム)、菊池(西武)ら、左の先発候補も多数名を連ねた。大隣(ソフトバンク)が選出外だったのには驚いたが、バランスを考えても左の先発は欲しいところだ。
これまで日本代表の左腕と言えば、現巨人の杉内だった。高校時代から日の丸を背負い、社会人時代もプロアマ混合のシドニー五輪代表に選ばれ、松坂(ソフトバンク)や中村紀(元DeNA)らとともに金メダルを目指した。さらにWBCの3大会連続出場は日本人唯一で、中でも第2回大会はリリーフとして6回1/3を無安打無失点。チームの連覇に貢献すると同時に、改めて国際舞台での強さを証明した。
そのベテランは今季、好不調の波が激しく防御率4.00と低迷。さらに、NPBに在籍する内海(巨人)、成瀬(ヤクルト)ら経験豊富なサウスポーたちも、揃って不調に陥っている。
一方で第4回のWBC(17年開催予定)に目を向ければ、田口(巨人)や砂田(DeNA)といった若手が芽を出しており、現在は中継ぎを主戦場にしている戸田(広島)あたりも、先発、救援もできる万能型として楽しみな存在だ。
一次候補に選ばれた65選手は、今後28人に絞られる。20日から再開されるリーグ戦では、代表枠を巡るアピール合戦からも目が離せない。