昨季セ・パあわせて二桁勝利を達成した投手は20人。今季は前半戦に大谷翔平(日本ハム)が早くも10勝を挙げているが、シーズンを通して二桁勝利到達は、なかなか難しいものである。
プロ入り2年目以降で今季、自身初の二桁勝利達成に期待がもてそうな投手がいる。高卒4年目の武田翔太(ソフトバンク)は、前半戦チーム最多の7勝をマーク。先発ローテーションを守り続けていれば、早い段階で二桁はクリアできそうだ。不安点があるとすれば、初めて二桁勝利に挑戦する投手に陥りやすい9勝目から10勝目の壁。ここで苦戦する投手が多く、すんなりと決めたいところ。
プロ入り5年目の福井優也も二桁勝利を目指す。これまでは制球を乱して自滅する場面が多かったが、今季は精神的にも成長し、少々コントロールで苦しんでも動揺しなくなった。規定投球回に到達していないが6勝を挙げている。この調子を維持できれば、自身初の二桁勝利も夢ではない。
故障で出遅れた菊池雄星(西武)は、前半戦5勝だったが、6月以降の投球内容を見ると10勝できそうな予感だ。6月6日のDeNA戦から7月5日のロッテ戦にかけて5試合連続で3被安打以内に抑えるピッチングを披露。打線が強力なだけに、援護点を多く貰えれば、勝ち星を積み重ねていけそうだ。
その他、8勝のディクソン(オリックス)、7勝の十亀剣(西武)などが二桁勝利を挙げれば、自身初となる。
今季成績:15試 7勝4敗 防3.40
自己最多勝利:8勝(2012年)
福井優也(広島)
今季成績:11試 6勝2敗 防3.22
自己最多勝利:8勝(2011年)
菊池雄星(西武)
今季成績:11試 5勝4敗 防2.84
自己最多勝利:9勝(2013年)
ディクソン(オリックス)
今季成績:16試 8勝7敗 防2.22
自己最多勝利:9勝(2014年)
十亀剣(西武)
今季成績:14試 7勝4敗 防3.12
自己最多勝利:8勝(2013年)
※記録は7月19日時点
プロ入り2年目以降で今季、自身初の二桁勝利達成に期待がもてそうな投手がいる。高卒4年目の武田翔太(ソフトバンク)は、前半戦チーム最多の7勝をマーク。先発ローテーションを守り続けていれば、早い段階で二桁はクリアできそうだ。不安点があるとすれば、初めて二桁勝利に挑戦する投手に陥りやすい9勝目から10勝目の壁。ここで苦戦する投手が多く、すんなりと決めたいところ。
プロ入り5年目の福井優也も二桁勝利を目指す。これまでは制球を乱して自滅する場面が多かったが、今季は精神的にも成長し、少々コントロールで苦しんでも動揺しなくなった。規定投球回に到達していないが6勝を挙げている。この調子を維持できれば、自身初の二桁勝利も夢ではない。
故障で出遅れた菊池雄星(西武)は、前半戦5勝だったが、6月以降の投球内容を見ると10勝できそうな予感だ。6月6日のDeNA戦から7月5日のロッテ戦にかけて5試合連続で3被安打以内に抑えるピッチングを披露。打線が強力なだけに、援護点を多く貰えれば、勝ち星を積み重ねていけそうだ。
その他、8勝のディクソン(オリックス)、7勝の十亀剣(西武)などが二桁勝利を挙げれば、自身初となる。
自身初の二桁勝利に期待がもてそうな投手たちの今季成績
武田翔太(ソフトバンク)今季成績:15試 7勝4敗 防3.40
自己最多勝利:8勝(2012年)
福井優也(広島)
今季成績:11試 6勝2敗 防3.22
自己最多勝利:8勝(2011年)
菊池雄星(西武)
今季成績:11試 5勝4敗 防2.84
自己最多勝利:9勝(2013年)
ディクソン(オリックス)
今季成績:16試 8勝7敗 防2.22
自己最多勝利:9勝(2014年)
十亀剣(西武)
今季成績:14試 7勝4敗 防3.12
自己最多勝利:8勝(2013年)
※記録は7月19日時点