第97回全国高校野球選手権大会(8月6日開幕)の埼玉県予選・準決勝が26日に行われ、ノーシードの県立白岡がAシードの浦和学院高を4-1で下し、初の決勝進出を決めた。
初回に先制した白岡だが、その裏に同点に追いつかれた。それでも2回に勝ち越しに成功すると、7回と9回にも1点を加えリードを広げる。先発した背番号7の谷中は、浦和学院打線に的を絞らせず5安打に抑え完投勝利。
創部初の決勝進出を果たした白岡の鳥居俊秀監督は「秋、春と悔しい思いをしてきたので、最後の決勝戦に残れることをありがたく思いながら一生懸命、悔いのないように戦っていきたい」と決勝に向けて意気込んだ。
ノーシードで勝ち上がってきた白岡のここまでの戦いぶりを振り返ると、1回戦・川越南、2回戦・松伏を2試合連続コールド勝ち。最初の関門となったBシード成徳大深谷との3回戦は、3回に2点の先制を許すも、直後の4回に3点を奪い逆転に成功。5回に2点、6回に4点を加えた白岡が成徳大深谷を9-4で破り4回戦へ。
4回戦は延長の末、川口高相手にサヨナラ勝ち、5回戦も桶川に勝利し、ベスト8。準々決勝の相手は今年から就任した名将・若生正広監督率いる埼玉栄。壮絶な打撃戦を制し、準決勝進出を決め、26日の準決勝で浦和学院を撃破し、初の決勝進出を決めた。
初の決勝進出を決めた白岡だが、2005年からの昨季までの10年間、夏の県大会は3回戦突破が最高だった。春に行われた春季大会も東部地区予選の1回戦で敗れており、名門校というわけではない。それでも、この夏旋風を巻き起こしている。
決勝は7月28日に県営大宮で花咲徳栄と対戦。白岡はこの勢いで、初の甲子園出場を決めることができるだろうか。
2回戦:松伏(◯17-0)※5回コールド
3回戦:成徳大深谷(◯9-4)
4回戦:川口(◯3x-2)
5回戦:桶川(◯4-1)
準々決勝:埼玉栄(◯10-9)
準決勝:浦和学院(◯4-1)
2006年:1回戦敗退
2007年:2回戦敗退
2008年:3回戦敗退
2009年:1回戦敗退
2010年:3回戦敗退
2011年:2回戦敗退
2012年:3回戦敗退
2013年:4回戦敗退
2014年:4回戦敗退
初回に先制した白岡だが、その裏に同点に追いつかれた。それでも2回に勝ち越しに成功すると、7回と9回にも1点を加えリードを広げる。先発した背番号7の谷中は、浦和学院打線に的を絞らせず5安打に抑え完投勝利。
創部初の決勝進出を果たした白岡の鳥居俊秀監督は「秋、春と悔しい思いをしてきたので、最後の決勝戦に残れることをありがたく思いながら一生懸命、悔いのないように戦っていきたい」と決勝に向けて意気込んだ。
ノーシードで勝ち上がってきた白岡のここまでの戦いぶりを振り返ると、1回戦・川越南、2回戦・松伏を2試合連続コールド勝ち。最初の関門となったBシード成徳大深谷との3回戦は、3回に2点の先制を許すも、直後の4回に3点を奪い逆転に成功。5回に2点、6回に4点を加えた白岡が成徳大深谷を9-4で破り4回戦へ。
4回戦は延長の末、川口高相手にサヨナラ勝ち、5回戦も桶川に勝利し、ベスト8。準々決勝の相手は今年から就任した名将・若生正広監督率いる埼玉栄。壮絶な打撃戦を制し、準決勝進出を決め、26日の準決勝で浦和学院を撃破し、初の決勝進出を決めた。
初の決勝進出を決めた白岡だが、2005年からの昨季までの10年間、夏の県大会は3回戦突破が最高だった。春に行われた春季大会も東部地区予選の1回戦で敗れており、名門校というわけではない。それでも、この夏旋風を巻き起こしている。
決勝は7月28日に県営大宮で花咲徳栄と対戦。白岡はこの勢いで、初の甲子園出場を決めることができるだろうか。
夏の県予選の成績
1回戦:川越南(◯8-0)※7回コールド2回戦:松伏(◯17-0)※5回コールド
3回戦:成徳大深谷(◯9-4)
4回戦:川口(◯3x-2)
5回戦:桶川(◯4-1)
準々決勝:埼玉栄(◯10-9)
準決勝:浦和学院(◯4-1)
2005年からの10年間の成績
2005年:2回戦敗退2006年:1回戦敗退
2007年:2回戦敗退
2008年:3回戦敗退
2009年:1回戦敗退
2010年:3回戦敗退
2011年:2回戦敗退
2012年:3回戦敗退
2013年:4回戦敗退
2014年:4回戦敗退