混戦が続くセ・リーグ。先発投手に視点を当てると、軸となる3、4枚目までは揃っているチームはあるが、5、6番手も機能しているチームはほとんどない。
首位を走る阪神は、リーグ最多タイの9勝をマークする藤浪晋太郎を始め、メッセンジャー、能見篤史、岩田稔の先発4本柱がしっかりと役割を果たす。一方5、6番手の投手はというと、9日のDeNA戦で今季初勝利を挙げた2年目の岩崎優、13日の中日戦に先発予定の秋山拓巳、6日の広島戦に先発し4回途中で降板した岩貞祐太などがいるが、4本柱に比べると力が落ちる。打線が春先に比べて上向いていることを考えると、5、6番手の先発が試合を作ることができれば、白星が増えていく可能性が高い。
そんな中、3位の巨人は打線が今ひとつではあるが、先発防御率はリーグトップの2.84。防御率リーグトップの菅野智之、マイコラス、ポレダ、高木勇人の4人はローテーションを守っている。6勝を挙げている杉内俊哉が故障離脱しているが、2年目の田口麗斗、実績十分の内海哲也、大竹寛、昨季6勝を挙げた小山雄輝が控えている状況。首位阪神に比べると、先発の頭数が揃っており、内海と大竹が昨季までの投球を見せることができれば、他球団にも脅威となりそうだ。
シーズンの佳境に入ったときにエースを中4日、5日で投げさせるケースはあるが、8月ということを考えるとまだ無理はさせたくないところ。上位に踏みとどまり9月以降の戦いを迎えるためにも、各球団5、6番手の出来が重要になっていきそうだ。
<主な先発5、6番手候補>
【阪神】
岩崎優
秋山拓巳
岩貞祐太
【ヤクルト】
館山昌平
石山泰稚
古野正人
【巨人】
田口麗斗
内海哲也
大竹寛
小山雄輝
【広島】
野村祐輔
九里亜蓮
薮田和樹
【DeNA】
高崎健太郎
三嶋一輝
【中日】
吉見一起
雄太
山本昌
首位を走る阪神は、リーグ最多タイの9勝をマークする藤浪晋太郎を始め、メッセンジャー、能見篤史、岩田稔の先発4本柱がしっかりと役割を果たす。一方5、6番手の投手はというと、9日のDeNA戦で今季初勝利を挙げた2年目の岩崎優、13日の中日戦に先発予定の秋山拓巳、6日の広島戦に先発し4回途中で降板した岩貞祐太などがいるが、4本柱に比べると力が落ちる。打線が春先に比べて上向いていることを考えると、5、6番手の先発が試合を作ることができれば、白星が増えていく可能性が高い。
そんな中、3位の巨人は打線が今ひとつではあるが、先発防御率はリーグトップの2.84。防御率リーグトップの菅野智之、マイコラス、ポレダ、高木勇人の4人はローテーションを守っている。6勝を挙げている杉内俊哉が故障離脱しているが、2年目の田口麗斗、実績十分の内海哲也、大竹寛、昨季6勝を挙げた小山雄輝が控えている状況。首位阪神に比べると、先発の頭数が揃っており、内海と大竹が昨季までの投球を見せることができれば、他球団にも脅威となりそうだ。
シーズンの佳境に入ったときにエースを中4日、5日で投げさせるケースはあるが、8月ということを考えるとまだ無理はさせたくないところ。上位に踏みとどまり9月以降の戦いを迎えるためにも、各球団5、6番手の出来が重要になっていきそうだ。
<主な先発5、6番手候補>
【阪神】
岩崎優
秋山拓巳
岩貞祐太
【ヤクルト】
館山昌平
石山泰稚
古野正人
【巨人】
田口麗斗
内海哲也
大竹寛
小山雄輝
【広島】
野村祐輔
九里亜蓮
薮田和樹
【DeNA】
高崎健太郎
三嶋一輝
【中日】
吉見一起
雄太
山本昌