中日の勢いが止まらない。
DeNAとの直接対決で3連勝を収め、ついにセ・リーグ最下位から脱出。ここ10戦で9勝1敗と驚異的なペースで勝ち星を積み上げ、気がつけばCS圏内までも「4.5」差というところまで詰め寄った。
ひとつの転機となったのが、球団が待ち望んでいた若手捕手の台頭だ。
7月頃からは大卒2年目の桂依央利と大卒3年目の杉山翔大の併用をメインに、まれに谷繁がマスクを被るという戦いにシフトしていった中日。そこから徐々に谷繁の出番も減っていき、8月10日には選手としての登録を抹消。若い2人に扇の要を託し、谷繁は監督業に専念することとなった。
その中でも特に良いはたらきを見せたのが3年目・24歳の杉山。8月はチーム最多の12試合でスタメンマスクを被り、その期間中の成績は10勝2敗と飛び抜けた勝率を誇っている。
打率は.214も、得点圏打率になると.360まで跳ね上がり、勝負強さを発揮。8月19日、20日と2日連続でお立ち台に登ると、27日の横浜戦でも決勝の2点適時打を放って今月3度目のヒーローに。快進撃の立役者になりつつある。
長年の課題であった“ポスト谷繁”問題についに終止符か…。勢いに乗る中日の「捕手」から目が離せない。
2位 阪神 .571(8-6)
3位 ヤクルト .533(8-7)
4位 広島 .500(7-7)
5位 巨人 .467(7-8)
6位 DeNA .267(4-11)
DeNAとの直接対決で3連勝を収め、ついにセ・リーグ最下位から脱出。ここ10戦で9勝1敗と驚異的なペースで勝ち星を積み上げ、気がつけばCS圏内までも「4.5」差というところまで詰め寄った。
ひとつの転機となったのが、球団が待ち望んでいた若手捕手の台頭だ。
7月頃からは大卒2年目の桂依央利と大卒3年目の杉山翔大の併用をメインに、まれに谷繁がマスクを被るという戦いにシフトしていった中日。そこから徐々に谷繁の出番も減っていき、8月10日には選手としての登録を抹消。若い2人に扇の要を託し、谷繁は監督業に専念することとなった。
その中でも特に良いはたらきを見せたのが3年目・24歳の杉山。8月はチーム最多の12試合でスタメンマスクを被り、その期間中の成績は10勝2敗と飛び抜けた勝率を誇っている。
打率は.214も、得点圏打率になると.360まで跳ね上がり、勝負強さを発揮。8月19日、20日と2日連続でお立ち台に登ると、27日の横浜戦でも決勝の2点適時打を放って今月3度目のヒーローに。快進撃の立役者になりつつある。
長年の課題であった“ポスト谷繁”問題についに終止符か…。勢いに乗る中日の「捕手」から目が離せない。
谷繁監督・専任後の勝率
1位 中日 .667(10-5)2位 阪神 .571(8-6)
3位 ヤクルト .533(8-7)
4位 広島 .500(7-7)
5位 巨人 .467(7-8)
6位 DeNA .267(4-11)