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故障や不調で一軍にいない選手たちの今…

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バレンティンを欠きながらもリーグ2位に位置するヤクルトの真中満監督©BASEBALLKING
 館山昌平(ヤクルト)、吉見一起(中日)などが故障から復帰し、福井優也(広島)、福留孝介(阪神)などは不振から今季調子を取り戻した。一方でシーズンが佳境に入っても、一軍に戻ってこられない選手がいる。

 2013年に日本新記録となるシーズン60本のアーチを描いたバレンティン(ヤクルト)は、昨秋に左アキレス腱を手術。4月24日の巨人戦で一軍復帰したものの、その試合で肉離れを起こし登録抹消。5月に渡米して手術を受けた。当初は8月中旬に一軍復帰する予定となっていたが、バレンティンは現在、アメリカでリハビリ中。真中満監督は「8月中は試合に出られない。残り10試合くらい」とコメント。チームも2001年以来となる優勝争いの可能性があるだけに、早期復帰が待たれる。

 巨人の外国人野手3人は、貧打に喘ぐ打線の救世主として期待されたが、二軍調整が続く。昨季、加入した“キューバの至宝”セペダは、今季一軍で21打数無安打とヒットを打てておらず、二軍にいる期間が長い。6月中旬には、カナダで行われた国際大会に参加したため、約1カ月間チームを離れた。日本に帰ってきた後も、二軍で若手選手と汗を流す日々が続く。

 貧打解消のためにシーズン途中加入したフランシスコは、日本デビュー戦で決勝タイムリーを放ち鮮烈デビュー。その後は守備で、記録に残らないミスが相次ぎ二軍降格。腰痛の治療で一時ドミニカ共和国に帰国するなど、ここまでチームに全く貢献できていないのが現状だ。

 7月下旬に入団したカステヤーノスも、来日初打席でタイムリーを放つなどいきなりマルチ安打の活躍をしたが、内角攻めに苦しみ二軍落ち。今月16日には、婚約者の出産に立ち会うため一時帰国。現在は日本に戻り、25日の日本ハムとの二軍戦に出場し、1安打している。

 日本人選手では、2013年に首位打者に輝いた長谷川勇也(ソフトバンク)が二軍調整中。昨オフ右足首の手術を受けた長谷川は開幕に間に合ったが、打率.190と本調子に遠く、4月16日に一軍登録を抹消。現在は二軍戦に復帰しており、23日の中日戦ではマルチ安打を記録。一軍は優勝マジックを点灯し、リーグ2連覇に向けて突き進んでいる。二軍戦で打率3割を記録する長谷川は、昇格を目指しバットを振り続ける。

 故障や不調で、二軍で汗を流す選手たちは、今季中に一軍に戻ってくることができるだろうか。
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