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シーズンも残りわずか…苦戦が続く開幕投手

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6日のロッテ戦に先発する楽天の則本昂大 [BASEBALLKING]
 プロ野球もシーズン終盤を迎えた。今季3年目にして初めて開幕投手を務めた大谷翔平(日本ハム)や、2010年以来の二桁勝利を達成した涌井秀章(ロッテ)、6年連続で二桁勝利を挙げた前田健太(広島)など、チームの勝利に大きく貢献している。

 その一方で、今季苦しんだ開幕投手もいる。プロ入りした大卒1年目から3年連続で開幕投手を務めた則本昂大(楽天)は、3年連続二桁勝利に黄色信号。敗戦数はリーグワースト2位の10敗と負けが先行している。今季は、好投しながらも打線の援護に恵まれず勝ち星を逃すことが多く、中々調子が上がってこなかった。9月1日のオリックス戦で今季7勝目を挙げたが、この白星は7月20日の日本ハム戦以来約1カ月ぶりの勝利だった。

 14年目にしてプロ初の開幕投手を務めた山井大介(中日)は3、4月、2勝2敗、防御率2.85とまずまずの成績を残したが、5月に入ると打ち込まれる登板が目立った。5月5日の阪神戦から6月10日のロッテ戦にかけて自身4連敗。6月21日の巨人戦で勝利したが、6月28日の広島戦から4連敗で、リリーフに配置転換となった。リリーフ転向後は、7試合に登板して無失点に抑えているが、開幕投手としては物足りない成績だ。

 メッセンジャー(阪神)は、ここまで防御率3.21と昨季に近い防御率だが、内容は昨季に比べると良くない。春先、失点を重ね、約1カ月二軍で再調整。昇格後は、本来の力を取り戻したが、敗戦数は同僚の能見篤史と並びリーグワーストの11敗。10年ぶりのリーグ優勝に向けて、チームは首位を走っているだけに、勝てるような投球をしていきたい。

【開幕投手たちの今季と昨季】
●ソフトバンク
摂津正
昨季成績:22試 10勝8敗 防3.90
今季成績:16試 8勝5敗 防3.42

●日本ハム
大谷翔平
昨季成績:24試 11勝4敗 防2.61
今季成績:18試 13勝3敗 防1.98

●西武
牧田和久
昨季成績:26試 8勝9敗 防3.74
今季成績:26試 6勝8敗3S 防2.75

●ロッテ
涌井秀章
昨季成績:26試 8勝12敗 防4.21
今季成績:22試 11勝8敗 防3.63

●楽天
則本昂大
昨季成績:30試 14勝10敗 防3.02
今季成績:22試 7勝10敗 防3.12

●オリックス
ディクソン
昨季成績:26試 9勝10敗 防3.33
今季成績:18試 8勝9敗 防2.65

●阪神
メッセンジャー
昨季成績:31試 13勝10敗 防3.20
今季成績:24試 8勝11敗 防3.21

●ヤクルト
小川泰弘
昨季成績:17試 9勝6敗 防3.66
今季成績:22試 9勝6敗 防3.01

●巨人
菅野智之
昨季成績:23試 12勝5敗 防2.33
今季成績:21試 9勝9敗 防1.94

●広島
前田健太
昨季成績:27試 11勝9敗 防2.60
今季成績:22試 10勝7敗 防2.20

●DeNA
久保康友
昨季成績:28試 12勝6敗 防3.33
今季成績:21試 8勝7敗 防4.12

●中日
山井大介
昨季成績:27試 13勝5敗 防3.21
今季成績:27試 4勝10敗1S 防3.80

※成績は9月1日時点
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