ロッテ － 西武
＜23回戦・QVCマリン＞

　西武の秋山翔吾が6日、ロッテとの23回戦で今季25度目の猛打賞をマークし、球団のシーズン最多安打記録を13年ぶりに塗り替えた。

　秋山は6－2で迎えた6回、ロッテの3番手・阿部からライト前ヒットを放ち今季194安打目をマーク。さらに8回の第5打席はセンター前ヒット、9回の第6打席にもタイムリー二塁打を放ち、今季の安打数を一気に196本とした。

　秋山は5日の同カードで2安打を放ち、2002年に松井稼頭央が記録した193安打に到達。「稼頭央さんはトリプルスリーを達成するような方。並べて光栄です」と喜びを語り「これを続けてい行きたい」と新記録達成へ意気込んでいた。

　27歳のヒットメーカーは今季、球団の連続試合安打記録も「31」に更新。プロ野球史上6人目となるシーズン200本安打にも残り4本とし、2010年にマット・マートン（阪神）がマークした、プロ野球の最多安打記録（214本）の更新にも期待がかかる。