3連勝で貯金を再び7に戻した阪神が、中日戦9連勝をかけ8月の月間MVP右腕・若松に挑む。

　前夜は中日先発・浜田達の乱調につけ込み、3回に7得点のビッグイニングを作った阪神。不調で5番に降格したゴメスにも久々のタイムリーが出るなど、敵地で快勝を収めた。

　3連勝の原動力となっているのは1番の鳥谷だ。9月も3戦連続マルチ安打と好スタートを切り、前日も無安打ながら四球で2出塁。3回には一死二塁の場面で一塁へ歩き、チーム2点目のホームイン。自身の連続得点記録を7試合に伸ばした。

　今季は背中の痛みもあり打率こそ.278に留まっているが、それでも選球眼は健在で出塁率は.372を誇る。これはリーグ1番打者の中でもトップクラスの数字で、打率.333と好調な巨人・立岡（出塁率.378）とも大差ない。

　阪神は開幕から得点力不足に苦しんできたが、6月以降は福留が引っ張り、マートンも後半戦から調子を上げてきた。中軸が機能すれば、より際立つ鳥谷の存在感。あとはゴメスが完全復活を待つだけだ。

　本日の試合予定と予告先発は以下の通り。

【6日の試合予定】

ヤクルト（館山昌平）－ 広島（戸田隆矢）
＜神宮　14時00分＞
・最近5試合の成績
ヤ（2位）：○○○○●
広（4位）：●○●●○

中日（若松駿太）－ 阪神（岩崎優）
＜ナゴヤドーム　14時00分＞
・最近5試合の成績
中（6位）：●●○●●
神（1位）：●●○○○　※3連勝中！

DeNA（ビロウ）－ 巨人（大竹寛）
＜横浜　17時00分＞
・最近5試合の成績
De（5位）：○○●●○
巨（3位）：○○●○●