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貧打に喘ぐ巨人打線 不名誉な記録を作る?

 リーグ4連覇を目指す巨人は、打撃不振が深刻だ。チーム打率.243はリーグワースト。チーム得点424がリーグ5位、チーム本塁打85はリーグ4位という成績だ。

 今季チームで最も本塁打を放っているのが長野久義、阿部慎之助の13本。これまでの巨人といえば、松井秀喜、清原和博、江藤智など4番打者クラスの選手を多く集め、打ち勝つ野球を展開していたが、それも昔の話となっている。

 このままシーズン通して20本塁打を打つ選手が誰もいないと、1960年以来55年ぶり。飛ばないボールと言われた統一球時代の11年と12年でも、11年のラミレスが23本、12年の阿部が27本とチーム最多本塁打選手は20本を超えていたことを考えると、かなり寂しい数字。ちなみに、1960年の王は17本塁打だった。

 また打率を見てみても、1番を任されている立岡宗一郎が打率.333をマークしているが、規定打席到達者内では、坂本勇人の.283がチーム内最高打率だ。昨季もチーム内最高打率が長野久義の.297。2年連続で3割打者が出ないとなると、2リーグ制後では球団史上初の不名誉な記録になる。

 春先から調子が上がらない打線。打率、本塁打など屈辱な記録を作ることなく、シーズンを終えることができるだろうか。

【巨人の今季チーム打撃】
打率 .243
本塁打 85
得点 424

【3割を切ながらチーム内打率1位】
※2リーグ制後
62年 .288 長嶋茂雄
72年 .296 王貞治
75年 .285 王貞治
80年 .284 ホワイト
93年 .290 川相昌弘
14年 .297 長野久義

【20本未満でチーム最高本塁打】
※2リーグ制後
52年 18本 青田昇
53年 12本 千葉茂、樋笠一夫
54年 15本 広岡達朗
55年 13本 与那嶺要
56年 19本 宮本敏雄
60年 17本 王貞治
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