ニュース 2015.09.07. 19:00

80年以降、本塁打王が多いポジションはどこ?

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ここまでリーグトップの本塁打をマークするヤクルトの山田哲人 [BASEBALLKING]
 セ・リーグは二塁手の山田哲人(ヤクルト)が33本、パ・リーグは三塁手の中村剛也(西武)が36本で、リーグトップの本塁打数を誇る。二塁手は守備のイメージが強いが、山田は本塁打王を獲得できそうだ。

 1980年以降のポジション別本塁打王を見てみると、一塁手が18度と最も多い。その中でもウッズは3度(03、04、06年)本塁打王となっている。ウッズ以外にもバース、ペタジーニ、カブレラなど助っ人がタイトルを獲得しているケースが多い。

 一方で捕手は80年より以前、野村克也、田淵幸一といった打てる捕手がタイトルを獲得していた。しかし、80年以降は、古田敦也、阿部慎之助、城島健司といった打撃を得意とする捕手は多数いたが、本塁打王は現れていない。

また、山田が守る二塁では、82年に史上最年少で三冠王を獲得した落合博満が32本塁打を記録。95年には三塁手や一塁手のイメージが強い小久保裕紀が28本のアーチを描き、本塁打王となっている。セ・リーグでは、本塁打王に輝いた選手は誰もおらず、山田がタイトルを獲れば、80年以降では初となる。

80年以降のポジション別本塁打王は、下記の通り。

1980年以降ポジション別本塁打王

【捕手】
<セ>
なし

<パ>
なし

【一塁手】
<セ>
85年 54本 バース
86年 47本 バース
89年 42本 バリッシュ
90年 34本 落合博満
91年 37本 落合博満
94年 38本 大豊泰昭
99年 44本 ペタジーニ
01年 39本 ペタジーニ
03年 40本 ウッズ
04年 45本 ウッズ
06年 47本 ウッズ
09年 39本 ブランコ

<パ>
84年 37本 ブーマー
02年 55本 カブレラ
04年 44本 セギノール
04年 44本 松中信彦
06年 32本 小笠原道大
14年 34本 メヒア

【二塁手】
<セ>
なし

<パ>
82年 32本 落合博満
95年 28本 小久保裕紀

【三塁手】
<セ>
82年 35本 掛布雅之
84年 37本 掛布雅之
92年 38本 ハウエル
93年 34本 江藤智
95年 39本 江藤智
05年 43本 新井貴浩
07年 36本 村田修一
08年 46本 村田修一

<パ>
85年 52本 落合博満
86年 50本 落合博満
08年 46本 中村剛也
09年 48本 中村剛也
11年 48本 中村剛也

【遊撃】
<セ>
84年 37本 宇野勝

<パ>
なし

【左翼】
<セ>
83年 36本 大島康徳
83年 36本 山本浩二
87年 39本 ランス
96年 39本 山崎武司
97年 38本 ホージー
03年 40本 ラミレス
10年 49本 ラミレス
14年 37本 エルドレッド

<パ>
99年 40本 ローズ
01年 55本 ローズ
03年 51本 ローズ
10年 33本 T-岡田

【中堅】
<セ>
80年 44本 山本浩二
81年 43本 山本浩二
98年 34本 松井秀喜
00年 42本 松井秀喜
02年 50本 松井秀喜
04年 45本 ローズ

<パ>
87年 43本 秋山幸二

【右翼】
<セ>
88年 33本 ポンセ
11年 31本 バレンティン
12年 31本 バレンティン
13年 60本 バレンティン

<パ>
00年 39本 ローズ

※番外編
【DH】
80年 48本 マニエル
81年 44本 門田 博光
81年 44本 ソレイタ
83年 40本 門田 博光
88年 44本 門田 博光
89年 49本 ブライアント
90年 42本 デストラーデ
91年 39本 デストラーデ
92年 41本 デストラーデ
93年 42本 ブライアント
94年 35本 ブライアント
96年 32本 ニール
97年 37本 ウィルソン
98年 33本 ウィルソン
05年 46本 松中 信彦
07年 43本 山崎 武司
12年 27本 中村 剛也
13年 31本 アブレイユ
14年 34本 中村 剛也
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