侍ジャパンは10日、今年の11月に開幕する野球の世界大会『WBSC世界野球プレミア12』へ向けた日本代表の1次登録メンバー45名を発表した。
先発投手陣に目を向けると、前田健太(広島)、藤浪晋太郎(阪神)、大谷翔平(日本ハム)、菅野智之(巨人)といった各球団を代表される右のエースに加え、大ベテランの黒田博樹などが選ばれた。そんな中、今回発表された1次登録メンバーに、左の先発が大野雄大(中日)しか選ばれていない。
7月に第一次候補のメンバーが発表された時には大野に加え、松葉貴大(オリックス)、吉川光夫(日本ハム)、菊池雄星(西武)、岩田稔(阪神)などの左の先発が選ばれていた。吉川は9日のソフトバンク戦9失点を喫したが、ここまで10勝。菊池も8勝ながら防御率2.72と安定した成績を残している。
過去のWBCを見ても、第1回大会が和田毅、杉内俊哉、第2回大会が岩田稔、内海哲也、杉内、第3回大会が能見篤史、杉内、内海哲也、大隣憲司と2人以上は、所属チームで先発を務める左投手が選出されている。それを考えると、10月の最終登録メンバー発表前に、左の先発投手が1枚しかいないのは気になるところ。
ただ、球界を見渡すと、左の先発投手が人材難といえそうだ。パ・リーグで規定投球回に到達している左投手は吉川のみ。セ・リーグも日本人に限ると、大野、岩田、能見の3人しかいない。また昨年CS、日本シリーズで大活躍した大隣が故障、内海、杉内、能見などはベテランの域に突入。そうなると、右で実績を残している先発投手が優先的に選出されるだろう。
10月に最終メンバーが発表される。左の先発で唯一選ばれた大野は、最終メンバーに選出されるだろうか。
先発投手陣に目を向けると、前田健太(広島)、藤浪晋太郎(阪神)、大谷翔平(日本ハム)、菅野智之(巨人)といった各球団を代表される右のエースに加え、大ベテランの黒田博樹などが選ばれた。そんな中、今回発表された1次登録メンバーに、左の先発が大野雄大(中日)しか選ばれていない。
7月に第一次候補のメンバーが発表された時には大野に加え、松葉貴大(オリックス)、吉川光夫(日本ハム)、菊池雄星(西武)、岩田稔(阪神)などの左の先発が選ばれていた。吉川は9日のソフトバンク戦9失点を喫したが、ここまで10勝。菊池も8勝ながら防御率2.72と安定した成績を残している。
過去のWBCを見ても、第1回大会が和田毅、杉内俊哉、第2回大会が岩田稔、内海哲也、杉内、第3回大会が能見篤史、杉内、内海哲也、大隣憲司と2人以上は、所属チームで先発を務める左投手が選出されている。それを考えると、10月の最終登録メンバー発表前に、左の先発投手が1枚しかいないのは気になるところ。
ただ、球界を見渡すと、左の先発投手が人材難といえそうだ。パ・リーグで規定投球回に到達している左投手は吉川のみ。セ・リーグも日本人に限ると、大野、岩田、能見の3人しかいない。また昨年CS、日本シリーズで大活躍した大隣が故障、内海、杉内、能見などはベテランの域に突入。そうなると、右で実績を残している先発投手が優先的に選出されるだろう。
10月に最終メンバーが発表される。左の先発で唯一選ばれた大野は、最終メンバーに選出されるだろうか。