○ ヤクルト 2x - 1 阪神 ●
<25回戦・神宮>
大混戦となった2015年のセントラル・リーグ。最後は2001年からリーグ優勝から遠ざかっていたヤクルトが14年ぶり7度目のリーグ優勝を達成した。
優勝マジック『1』で迎えたヤクルトは1回裏一死から安打と四球で一、二塁とすると、4番の畠山和洋がレフト前にタイムリーを放ち先制する。
先制点をもらった小川泰弘は2回に一死から江越大賀に三塁打を打たれるも、続く梅野隆太郎をファーストライナーダブルプレーでピンチを凌ぐ。この打球を巡って、10分近く審判団が協議するも判定は変わらず。
小川は3回以降、5回まで阪神打線を三者凡退に片付ける。すると5回裏二死からピッチャーの小川がライト前に安打を放つと、1番の上田剛史もセンター前安打で続く。一、二塁とチャンスを作るも、川端慎吾はファーストゴロに倒れ得点することができず。
チャンスで得点を挙げられなかったヤクルトは6回表、小川が先頭の岩田稔にセンター前ヒットを浴びる。先頭打者に出塁を許し、嫌な雰囲気になったが、小川は後続をしっかりと打ち取りこの回でマウンドを後にした。
7回セットアッパーのオンドルセクが三者凡退に抑えると、8回からは秋吉亮が登板。秋吉は簡単に二死としたが、代打の西岡剛にレフト前に運ばれたところで、左の久古健太郎にスイッチ。久古は左の鳥谷にライト前安打を打たれ一、三塁。
8回ではあるがヤクルトベンチは、早くも守護神のバーネットを投入。阪神ベンチも大和に関本賢太郎を代打に送り込む。ここを封じたいところだったがバーネットは、関本に初球をセンター前に運ばれ同点に追いつかれる。
9回は両チーム無得点で延長戦に突入。10回から登板したヤクルト6番手・ロマンは安打と敬遠で二死一、二塁としたが、坂克彦を空振り三振。ピンチを凌いだヤクルトは、先頭の大引啓次がこの回からマウンドに上がった能見篤史からライト前ヒットで出塁。一死後、三輪正義が送ると、打席には上田剛史。上田の初球、パスボールで二塁走者の大引が三塁に進むも、レフトフライに倒れサヨナラのチャンスを逃す。
延長11回裏も、先頭の川端慎吾がレフト前ヒットを放つ。続く山田は三振に倒れたが、二塁へ盗塁を試みた川端が送球が転々としている間に三塁へ進塁。畠山は敬遠で歩かされ一、三塁。ここで代打の田中浩康は、良い当たりを放つもライトライナー。6番雄平は、ライト前にタイムリーを放ちサヨナラ勝ちを決めた。
2年連続最下位に沈んだヤクルトは、今季から14年前のリーグ優勝を選手として経験している真中満監督が就任。昨季チーム打率リーグ1位の打線は、春先こそ調子が上がらなかったが、首位打者の川端慎吾、本塁打王と盗塁王の山田哲人、打点王の畠山を中心に抜群の破壊力を誇った。昨季チーム防御率最下位の投手陣は、先発陣の層の薄さに悩んだが、救援防御率リーグ1位のリリーフ陣がカバーした。
<25回戦・神宮>
大混戦となった2015年のセントラル・リーグ。最後は2001年からリーグ優勝から遠ざかっていたヤクルトが14年ぶり7度目のリーグ優勝を達成した。
優勝マジック『1』で迎えたヤクルトは1回裏一死から安打と四球で一、二塁とすると、4番の畠山和洋がレフト前にタイムリーを放ち先制する。
先制点をもらった小川泰弘は2回に一死から江越大賀に三塁打を打たれるも、続く梅野隆太郎をファーストライナーダブルプレーでピンチを凌ぐ。この打球を巡って、10分近く審判団が協議するも判定は変わらず。
小川は3回以降、5回まで阪神打線を三者凡退に片付ける。すると5回裏二死からピッチャーの小川がライト前に安打を放つと、1番の上田剛史もセンター前安打で続く。一、二塁とチャンスを作るも、川端慎吾はファーストゴロに倒れ得点することができず。
チャンスで得点を挙げられなかったヤクルトは6回表、小川が先頭の岩田稔にセンター前ヒットを浴びる。先頭打者に出塁を許し、嫌な雰囲気になったが、小川は後続をしっかりと打ち取りこの回でマウンドを後にした。
7回セットアッパーのオンドルセクが三者凡退に抑えると、8回からは秋吉亮が登板。秋吉は簡単に二死としたが、代打の西岡剛にレフト前に運ばれたところで、左の久古健太郎にスイッチ。久古は左の鳥谷にライト前安打を打たれ一、三塁。
8回ではあるがヤクルトベンチは、早くも守護神のバーネットを投入。阪神ベンチも大和に関本賢太郎を代打に送り込む。ここを封じたいところだったがバーネットは、関本に初球をセンター前に運ばれ同点に追いつかれる。
9回は両チーム無得点で延長戦に突入。10回から登板したヤクルト6番手・ロマンは安打と敬遠で二死一、二塁としたが、坂克彦を空振り三振。ピンチを凌いだヤクルトは、先頭の大引啓次がこの回からマウンドに上がった能見篤史からライト前ヒットで出塁。一死後、三輪正義が送ると、打席には上田剛史。上田の初球、パスボールで二塁走者の大引が三塁に進むも、レフトフライに倒れサヨナラのチャンスを逃す。
延長11回裏も、先頭の川端慎吾がレフト前ヒットを放つ。続く山田は三振に倒れたが、二塁へ盗塁を試みた川端が送球が転々としている間に三塁へ進塁。畠山は敬遠で歩かされ一、三塁。ここで代打の田中浩康は、良い当たりを放つもライトライナー。6番雄平は、ライト前にタイムリーを放ちサヨナラ勝ちを決めた。
2年連続最下位に沈んだヤクルトは、今季から14年前のリーグ優勝を選手として経験している真中満監督が就任。昨季チーム打率リーグ1位の打線は、春先こそ調子が上がらなかったが、首位打者の川端慎吾、本塁打王と盗塁王の山田哲人、打点王の畠山を中心に抜群の破壊力を誇った。昨季チーム防御率最下位の投手陣は、先発陣の層の薄さに悩んだが、救援防御率リーグ1位のリリーフ陣がカバーした。