11日、『S1』(TBS系)に野村克也氏がVTR出演し、同日に行われたクライマックス・シリーズファーストステージ第2戦の巨人対阪神戦を解説した。
連勝でファイナルステージ進出を決めたい巨人の先発は、この日が26歳の誕生日のエース・菅野智之。負けると2015年が終わる阪神はメッセンジャーが先発。投手戦が予想されたが、巨人の菅野がピリッとしない。
初回、先頭の鳥谷敬に四球を与えると、続く上本博紀に送られる。二死後、4番のゴメスにレフトスタンドへ2ランを浴びた。ゴメスに一発を浴びた菅野に対し野村氏は「今日は(菅野)良くないわ。投げ方が納得できない。腕が振れていない。カーブですよ。真っ直ぐですよって投げるフォームのバランスが崩れている」と解説。さらに菅野は、マートンにもレフトスタンド中段に突き刺すソロを打たれ阪神に3点の先制を許す。
その後も、不安定な投球を続けた菅野は4回、連打で一死二塁とされると、メッセンジャーのバントを処理した菅野が三塁へ悪送球。二塁走者の江越がホームに生還し4点目を献上。結局、菅野は4回4失点で降板。
反撃したい打線は、阪神先発メッセンジャーのカーブに苦しむ。野村氏も「今の投手は本当にカーブを投げない。真っ直ぐ、フォーク、スライダーの時代。バッターが上から投げるカーブに慣れてないよね。これは相手のバッターの目を狂わせた」と分析した。
メッセンジャーに苦しんだが7回、代打のアンダーソンがレフトスタンドへ一発を放ち2点差に迫る。しかし、巨人は阪神投手陣からチャンスを作るも得点できず。9回は代打の高橋由伸が一死から二塁打を放ったが、最後は長野久義がセンターへ抜けそうな打球を阪神のセカンド・大和のファインプレーに阻まれ試合終了。野村氏は大和のプレーに思わず手を叩き「これはスゴイ。ナイスプレー」と絶賛。「これは大、大、大ファインプレーだよ。センターへ抜けたかと思ったよ」と興奮気味。「これで阪神が勝って、CSも勝って、日本シリーズも勝っちゃったら(大和は)最高殊勲選手だよ」と称賛した。
最後は、ファイナルステージへ逆王手をかけた阪神勝利の立役者・大和に「流れをよんだ大和魂」と詠んだ。「大和の超、超、超ファインプレー。これで流れを呼ぶでしょう」と予想した。12日の第3戦、2位の巨人が勝つか引き分け、3位の阪神は勝利でファイナルステージ進出となる。
連勝でファイナルステージ進出を決めたい巨人の先発は、この日が26歳の誕生日のエース・菅野智之。負けると2015年が終わる阪神はメッセンジャーが先発。投手戦が予想されたが、巨人の菅野がピリッとしない。
初回、先頭の鳥谷敬に四球を与えると、続く上本博紀に送られる。二死後、4番のゴメスにレフトスタンドへ2ランを浴びた。ゴメスに一発を浴びた菅野に対し野村氏は「今日は(菅野)良くないわ。投げ方が納得できない。腕が振れていない。カーブですよ。真っ直ぐですよって投げるフォームのバランスが崩れている」と解説。さらに菅野は、マートンにもレフトスタンド中段に突き刺すソロを打たれ阪神に3点の先制を許す。
その後も、不安定な投球を続けた菅野は4回、連打で一死二塁とされると、メッセンジャーのバントを処理した菅野が三塁へ悪送球。二塁走者の江越がホームに生還し4点目を献上。結局、菅野は4回4失点で降板。
反撃したい打線は、阪神先発メッセンジャーのカーブに苦しむ。野村氏も「今の投手は本当にカーブを投げない。真っ直ぐ、フォーク、スライダーの時代。バッターが上から投げるカーブに慣れてないよね。これは相手のバッターの目を狂わせた」と分析した。
メッセンジャーに苦しんだが7回、代打のアンダーソンがレフトスタンドへ一発を放ち2点差に迫る。しかし、巨人は阪神投手陣からチャンスを作るも得点できず。9回は代打の高橋由伸が一死から二塁打を放ったが、最後は長野久義がセンターへ抜けそうな打球を阪神のセカンド・大和のファインプレーに阻まれ試合終了。野村氏は大和のプレーに思わず手を叩き「これはスゴイ。ナイスプレー」と絶賛。「これは大、大、大ファインプレーだよ。センターへ抜けたかと思ったよ」と興奮気味。「これで阪神が勝って、CSも勝って、日本シリーズも勝っちゃったら(大和は)最高殊勲選手だよ」と称賛した。
最後は、ファイナルステージへ逆王手をかけた阪神勝利の立役者・大和に「流れをよんだ大和魂」と詠んだ。「大和の超、超、超ファインプレー。これで流れを呼ぶでしょう」と予想した。12日の第3戦、2位の巨人が勝つか引き分け、3位の阪神は勝利でファイナルステージ進出となる。