ニュース 2015.10.15. 11:45

大ブレーキのヤクルト・山田 やっぱり巨人戦は苦手?

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CSファイナルステージ第2戦以降、活躍が期待されるヤクルトの山田哲人[BASEBALLKING]
 今季、トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)、史上初となる本塁打王と盗塁王に輝いた山田哲人(ヤクルト)が14日に行われたクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦、巨人投手陣に抑え込まれた。

 山田は初回無死一、二塁の第1打席が三飛、3回一死一塁で三ゴロを倒れダブルプレー。1点ビハインドの5回二死一塁の第3打席が空振り三振。3点を追う8回無死走者なしの第4打席が右飛に倒れ、この日は4打数0安打に終わった。

 山田は今季セ・リーグ球団別の対戦打率を見ると、広島戦が.423、DeNA戦が.404、阪神戦が.314、中日戦が.300だが、巨人戦は打率.219と唯一打率3割を切っている。

 巨人投手との対戦成績を見てみても、マイコラスに対して打率.100(10打数1安打)、対ポレダは打率.200(15打数3安打)と苦手にしている。

 また、リリーフ陣もマシソンに対して打率.125(8打数1安打)、対山口鉄也は.000(7打数0安打)、対沢村拓一は.000(3打数0安打)。巨人の勝ちパターンの3人に対して今季通算打率.056(18打数1安打)とほぼ完ぺきに抑え込まれている。

 ただ、全く打てていない分けではない。ヤクルトを苦手にするエース・菅野智之に対しては打率.364(11打数4安打)、1本塁打、高木勇人も打率.313(16打数5安打)と相性の良い相手もいる。

 14日の試合に敗れたヤクルトは、CSファイナルステージの対戦成績が1勝1敗となった。ヤクルト打線は山田を始め、2番の川端慎吾、4番の畠山和洋が繋がり得点を挙げてきた。15日の第2戦でまずは1本安打を記録したい。

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