ニュース 2015.10.15. 20:51

ヤクルト、小川の好投で2勝1敗 6番降格のバレンティンは3安打2打点!

CSファイナルステージ第2戦
○ ヤクルト 4 - 0 巨人 ●
<10月15日 神宮>

 ヤクルトが快勝し、ファイナルステージ初勝利。優勝アドバンテージを含め2勝1敗とし、14年ぶりの日本シリーズ進出へ前進した。

 ヤクルトは0-0で迎えた4回、2番川端、3番山田の連打で無死二、三塁の好機を作ると、リーグ打点王の4番畠山がキッチリとライトへの犠牲フライを放ち先制。さらに一死三塁から5番雄平がファーストゴロを放つと、これが巨人・阿部の野選を誘い、ラッキーな形で2点目を加えた。

 6回も川端、山田の連打を口火に一死満塁とすると、この試合6番に下がったバレンティンが、巨人先発・マイコラスのカーブをセンター前に運び2点タイムリー。この試合は第1戦ノーヒットに終わった山田、バレンティンがそれぞれ複数安打をマークし、リーグ屈指の強力打線がようやく本来の姿を見せた。

 先発の小川は2回に一死満塁のピンチを招くも、8番小林、9番マイコラスを落ち着いて退け零封。3回以降はテンポの良い投球を取り戻し、8回無失点の力投でポストシーズン初勝利。4点リードの9回はバーネットが締め、見事な完封リレーを成し遂げた。

 対する巨人は、先発のマイコラスがピンチで踏ん張れず6回途中4失点。打線は4回までに3度先頭打者を塁に出すも、牽制死や併殺でことごとく好機を潰し、最後までホームを踏めなかった。

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