ヤクルトが巨人とのCSファイナルステージを4勝1敗(アドバンテージの1勝を含む)で突破し、14年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。
17日の第4戦もレギュラーシーズンを支えた救援陣がフル回転。巨人打線に逆転を許さず、2度目ビールかけに酔いしれた。
就任1年目でリーグ制覇とCS突破を果たした真中監督は「シーズン中も選手が粘って取った試合が多かった。ピッチャーをはじめ、みんなを信じて祈っていました」と投手陣の粘りを評価。高津投手コーチも救援陣について「シーズンを通して崩れなかった。日本シリーズも同じ形でいく」と頂上決戦を見据えた。
救援陣を支えたのは、バーネット、ロマン、オンドルセクの“BRO”。この試合でも揃って登板し、ロマンとオンドルセクはホールド、バーネットは最後を締めてセーブをマークした。
だが、1点リードの6回から登板したロマンは、先頭の亀井に二塁打を浴び、自らの暴投で無死三塁のピンチを招いた。続く村田を浅いセンターフライに打ち取ったところで降板。このピンチでマウンドに登ったのが、レギュラーシーズンで38試合に登板し、防御率2.55の成績を残した左腕の久古だった。
外野フライさえ許されない場面で代打・アンダーソンをどん詰まりのファーストゴロに打ち取ると、続く堂上は内角攻めで追い込んだあと、最後は外角のスライダーを振らせ空振り三振。3球ともマスクを被った中村の要求通りに投げ込み、相手に傾きかけた流れを呼び戻した。
久古は第3戦でもワンポイントとして投入され、当たっていた1番立岡を1球でセカンドゴロに仕留めた。CSでは3試合に登板し、2回2/3を無失点。打者8人をパーフェクトに封じ、チーム初のCS突破に貢献した。
24日から始める日本シリーズでは強力・ソフトバンク打線に挑む。柳田、中村、明石ら左の好打者が多く、特にトリプルスリーを達成した柳田とのマッチアップは大注目だ。要注意人物を封じ込めれば14年ぶりの日本一が近づくはず。頂上決戦でも、勢いに乗るリリーフ左腕に期待したい。
17日の第4戦もレギュラーシーズンを支えた救援陣がフル回転。巨人打線に逆転を許さず、2度目ビールかけに酔いしれた。
就任1年目でリーグ制覇とCS突破を果たした真中監督は「シーズン中も選手が粘って取った試合が多かった。ピッチャーをはじめ、みんなを信じて祈っていました」と投手陣の粘りを評価。高津投手コーチも救援陣について「シーズンを通して崩れなかった。日本シリーズも同じ形でいく」と頂上決戦を見据えた。
救援陣を支えたのは、バーネット、ロマン、オンドルセクの“BRO”。この試合でも揃って登板し、ロマンとオンドルセクはホールド、バーネットは最後を締めてセーブをマークした。
だが、1点リードの6回から登板したロマンは、先頭の亀井に二塁打を浴び、自らの暴投で無死三塁のピンチを招いた。続く村田を浅いセンターフライに打ち取ったところで降板。このピンチでマウンドに登ったのが、レギュラーシーズンで38試合に登板し、防御率2.55の成績を残した左腕の久古だった。
外野フライさえ許されない場面で代打・アンダーソンをどん詰まりのファーストゴロに打ち取ると、続く堂上は内角攻めで追い込んだあと、最後は外角のスライダーを振らせ空振り三振。3球ともマスクを被った中村の要求通りに投げ込み、相手に傾きかけた流れを呼び戻した。
久古は第3戦でもワンポイントとして投入され、当たっていた1番立岡を1球でセカンドゴロに仕留めた。CSでは3試合に登板し、2回2/3を無失点。打者8人をパーフェクトに封じ、チーム初のCS突破に貢献した。
24日から始める日本シリーズでは強力・ソフトバンク打線に挑む。柳田、中村、明石ら左の好打者が多く、特にトリプルスリーを達成した柳田とのマッチアップは大注目だ。要注意人物を封じ込めれば14年ぶりの日本一が近づくはず。頂上決戦でも、勢いに乗るリリーフ左腕に期待したい。