ニュース 2015.10.22. 12:12

PL、早稲田大、日本生命…同一チームから複数選手が1位指名を受けたケースは?

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日本ハムでプレーする斎藤佑樹 [BASEBALLKING]
 10月22日にドラフト会議が開催される。今年もオコエ瑠偉(関東一)、高橋純平(県岐阜商)、岡田明丈(大商大)などがいるが、同じ高校、大学、社会人チームにドラフト1位候補が複数いるということも珍しくない。昨年のドラフトでは、早稲田大の中村奨吾がロッテ、有原航平が日本ハムへ1位指名を受けた。そこで、同じ高校、大学、社会人チームから複数人ドラフト1位指名された選手たちを見ていきたい。

 高校ではPL学園が過去に2度、複数選手がドラフト1位で指名されたことがある。1985年のドラフトでは、KKコンビで甲子園を沸かせた桑田真澄と清原和博の2人がそうだった。桑田は当時大学進学を希望していたが、巨人が1位指名。清原は6球団から1位指名を受け、抽選の結果西武が交渉権を獲得している。87年に甲子園春夏連覇を達成した立浪和義が中日、橋本清が巨人から1位指名を受けた。

 大学では2010年の早稲田大が、史上初めて同一チームからドラフト1位投手が誕生している。ドラフト前から3投手がどこの球団が獲得するのか注目を集めたが、斎藤佑樹が日本ハム、福井優也が広島、大石達也が西武へ入団した。社会人は13年に日本生命の柿田裕太と小林誠司の2人が、ドラフト1位指名を受けた。柿田はDeNA、小林は巨人へそれぞれ入団している。

 今年のドラフトでも、同一チームから複数選手が1位指名を受けるだろうか。

<高校>
●中京商高
【1966年】
伊熊博一(中日)
平林二郎(阪急)

●崇徳
【1975年】
黒田真二(日本ハム)
山崎隆造(広島)

●箕島
【1984年】
嶋田章宏(阪神)
杉本正志(広島)

●PL学園
【1985年】
桑田真澄(巨人)
清原和博(西武)

【1987年】
立浪和義(中日)
橋本清(巨人)

●大阪桐蔭
【2005年】
平田良介(中日)※高校生ドラフト
辻内崇伸(巨人)※高校生ドラフト

<大学>
●法政大
【1968年】
山本浩司(広島)
田淵幸一(阪神)
富田勝(南海)

【1972年】
長崎慶一(大洋)
伊達泰司(ロッテ)

【1977年】
江川卓(クラウン)※入団せず
金光興二(近鉄)
袴田英利(ロッテ)

【1982年】
西田真二(広島)
田中富生(日本ハム)

【2002年】
土居龍太郎(横浜)※自由獲得枠
後藤武敏(西武)※自由獲得枠

●早稲田大
【1969年】
谷沢健一(中日)
荒川尭(大洋)
小坂敏彦(巨人)

【2010年】
福井優也(広島)
斎藤佑樹(日本ハム)
大石達也(西武)

【2014年】
有原航平(日本ハム)
中村奨吾(ロッテ)

●駒沢大
【1973年】
栗橋茂(近鉄)
木下富雄(広島)

【1991年】
若田部健一(ダイエー)
竹下潤(西武)

●中央大
【1973年】
藤波行雄(中日)
佐野博正(ロッテ)

●明治大
【1984年】
竹田光訓(大洋)
広沢克己(ヤクルト)

●東北福祉大
【1993年】
三野勝大(巨人)
関根裕之(日本ハム)

【2005年】
松崎伸吾(楽天)
福田聡志(巨人)※希望枠

●青山学院大
【1997年】
井口忠仁(ダイエー)
清水将海(ロッテ)
沢崎俊和(広島)

●亜細亜大
【2002年】
永川勝浩(広島)※自由獲得枠
木佐貫洋(巨人)※自由獲得枠

●東洋大
【2006年】
田中大輔(中日)※希望枠
永井怜(楽天)

<社会人>
●日本楽器
【1972年】
新美敏(東映)
池谷公二郎(広島)

●松下電器
【1974年】
福井保夫(近鉄)
山口高志(阪急)

●プリンスホテル
【1980年】
中尾孝義(中日)
石毛宏典(西武)

●本田技研
【1985年】
伊東昭光(ヤクルト)
広瀬哲朗(日本ハム)

●日本生命
【2013年】
小林誠司(巨人)
柿田裕太(DeNA)
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