今季は山本昌(中日)、斎藤隆(楽天)、西口文也(西武)など日本を代表する選手が次々に現役引退した。一方で山田哲人(ヤクルト)、大谷翔平(日本ハム)など若手の台頭が目立ち、球界全体で世代交代が進んでいる。そこで、若手の底上げが必要なチームを見ていきたい。
阪神はチームキャプテンの鳥谷敬が来季35歳。投手陣も福原忍、安藤優也といったベテランが大事な場面で起用されており、世代交代を進めていきたいところ。ただ、若手で一軍に定着している選手は高卒3年目の今季、最多奪三振のタイトルを獲得した藤浪晋太郎くらい。金本知憲新監督、掛布雅之二軍新監督が期待する横田慎太郎を始め、野手では梅野隆太郎、江越大賀、投手では歳内宏明、岩崎優といった若手の躍進は必要不可欠だ。
また、巨人は若い時期から活躍していた坂本勇人、山口鉄也などが、若手から中堅に差し掛かっている。坂本よりも若い世代を見ると、25歳の立岡宗一郎がシーズン終盤にレギュラーとして出場していたが、その他は伸び悩んでいる印象。阪神、同様に若手の底上げが非常に重要になってくる。
一方ベテランに依存していた中日は来季、一気に若返りそうだ。今季球界のレジェンド山本昌、選手兼任監督の谷繁元信、代打の切り札小笠原道大などが現役引退。00年代エースとして君臨した川上憲伸も構想外に。3年連続Bクラスに沈んだこともあり、黄金期を支えたベテランたちが、引退や退団でチームを離れることになった。来季は杉山翔大、桂依央利らの正捕手争いに加え、各ポジションで若手がレギュラーを争うことになりそうだ。
若手を積極的に起用しながら勝ち続ける日本ハム、若手とベテランを融合し2連覇を達成したソフトバンクといったチームもあるが、勝ちながら若手を育てるのは難しい。
阪神はチームキャプテンの鳥谷敬が来季35歳。投手陣も福原忍、安藤優也といったベテランが大事な場面で起用されており、世代交代を進めていきたいところ。ただ、若手で一軍に定着している選手は高卒3年目の今季、最多奪三振のタイトルを獲得した藤浪晋太郎くらい。金本知憲新監督、掛布雅之二軍新監督が期待する横田慎太郎を始め、野手では梅野隆太郎、江越大賀、投手では歳内宏明、岩崎優といった若手の躍進は必要不可欠だ。
また、巨人は若い時期から活躍していた坂本勇人、山口鉄也などが、若手から中堅に差し掛かっている。坂本よりも若い世代を見ると、25歳の立岡宗一郎がシーズン終盤にレギュラーとして出場していたが、その他は伸び悩んでいる印象。阪神、同様に若手の底上げが非常に重要になってくる。
一方ベテランに依存していた中日は来季、一気に若返りそうだ。今季球界のレジェンド山本昌、選手兼任監督の谷繁元信、代打の切り札小笠原道大などが現役引退。00年代エースとして君臨した川上憲伸も構想外に。3年連続Bクラスに沈んだこともあり、黄金期を支えたベテランたちが、引退や退団でチームを離れることになった。来季は杉山翔大、桂依央利らの正捕手争いに加え、各ポジションで若手がレギュラーを争うことになりそうだ。
若手を積極的に起用しながら勝ち続ける日本ハム、若手とベテランを融合し2連覇を達成したソフトバンクといったチームもあるが、勝ちながら若手を育てるのは難しい。