プレミア12　1次ラウンドB組
● アメリカ 2 － 10 日本 ○
＜11月14日　台湾・桃園＞

　アメリカと対戦した侍ジャパンは、開幕4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

　打線は2点を追う4回、一死二塁から筒香（DeNA）が左中間を破るタイムリー二塁打で1点を返す。6回は四球と安打で一死一、二塁のチャンスを作り、前の打席にタイムリーを放っている筒香がセンター前に落ちるタイムリーで同点に追いつく。なおも一、二塁の場面で打撃好調の中田（日本ハム）がレフトスタンドに飛び込む3ランで逆転に成功した。さらに7回には筒香の3本目の適時打、松田（ソフトバンク）の満塁弾で勝利を確実なモノにした。

　投手陣は先発した菅野（巨人）が2回にマクブライドに先制のソロを浴びると、3回にはエイブナ―にタイムリーを打たれるなど4回、2失点で降板。菅野は今ひとつだったが、5回から登板した則本（楽天）が2イニングを無失点に抑えると、7回山崎（DeNA）、8回増井（日本ハム）、9回は沢村（巨人）も完璧な投球を披露した。