プレミア12　1次ラウンドB組
● アメリカ 2 － 10 日本 ○
＜11月14日　台湾・桃園＞

　アメリカと対戦した侍ジャパンは、開幕4連勝で決勝トーナメント進出を決めた。

　先発した菅野智之（巨人）が4回2失点で降板も、打線が奮起。勝ち越し3ランを放った中田翔（日本ハム）をはじめ、5番の筒香嘉智（DeNA）は3打席連続タイムリー、松田宣浩（ソフトバンク）の満塁弾などで大量10得点を挙げた。

　投手陣は菅野降板の後、リリーフで登板した則本昂大（楽天）、山崎康晃（DeNA）、増井浩俊（日本ハム）、沢村拓一（巨人）がいずれも無失点。終わってみれば10－2で大勝した。

【小久保監督の勝利インタビュー】
―― 今日は見事な逆転勝利になりました。
「最後は楽な展開になりましたけど、筒香が緊迫した中で1点を取ってくれて、その後同点にしてくれました。あれで結構楽になりました。中田の勝ち越しホームランもありましたけど、筒香のバッティングだと思います」

―― 野手陣のバッティングはいかがですか？
「松田は最後、お祭りのおまけみたいなものですけど、その前に菅野が粘って、則本がピシッと締めてくれました。投手陣は良いリレーが出来たので、打線的には良く繋がりましたし、最後はホームランも出ました。いい勝ち方だったと思います」

―― 予選1位通過が決まりました。
「明日の1試合も大事に戦いますし、後は準々決勝です」

―― この先の戦いに向けて。
「必ず勝って日本に帰りたいと思います」