今季は山田哲人(ヤクルト)、柳田悠岐(ソフトバンク)の2人がトリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成。『現代用語の基礎知識選 2015ユーキャン新語・流行語大賞』の年間大賞に選出されるなど、野手では2人がかなり目立ったシーズンとなった。
その一方で、不本意な成績に終わった選手もいる。野手陣のリーグワースト記録を見ていくと、炭谷銀仁朗(西武)は規定打席到達者の中で、両リーグワーストの打率.211。8月が終了した時点で打率.186と、プロ野球界では33年ぶり(82年の山倉和博の打率.196)に『規定打席での1割打者』と不名誉な記録が誕生するのではないかと思われるほど低迷していた。
西武勢では、本塁打と打点の二冠王に輝いた中村剛也がリーグワーストの172三振。2位以降もメヒアが153三振、森友哉が143三振、浅村栄斗が136三振と続き、ワースト1位から4位まで西武勢が占めた。秋山翔吾がシーズン最多安打、中村が本塁打王、打点王のタイトルを獲得したが、ワースト部門でも西武の選手が名を連ねている。
セ・リーグでは、昨季打率3割を記録した丸佳浩(広島)のワースト記録が多かった。打率.249はリーグワースト2位だったが、143三振、得点圏打率.198はいずれもリーグ最下位。ちなみに昨季は三振の数が95、得点圏打率は.304を記録していた。来季は、今季の鬱憤を晴らすような活躍に期待したい。
【ワーストいろいろ】
<セ・リーグ>
打率 .231 中村悠平(ヤクルト)
三振 143 丸佳浩(広島)
併殺 21 マートン(阪神)
得点圏打率 .198 丸佳浩(広島)
<パ・リーグ>
打率 .211 炭谷銀仁朗(西武)
三振 172 中村剛也(西武)
併殺 24 内川聖一(ソフトバンク)
得点圏打率 .189 ペーニャ(楽天)
その一方で、不本意な成績に終わった選手もいる。野手陣のリーグワースト記録を見ていくと、炭谷銀仁朗(西武)は規定打席到達者の中で、両リーグワーストの打率.211。8月が終了した時点で打率.186と、プロ野球界では33年ぶり(82年の山倉和博の打率.196)に『規定打席での1割打者』と不名誉な記録が誕生するのではないかと思われるほど低迷していた。
西武勢では、本塁打と打点の二冠王に輝いた中村剛也がリーグワーストの172三振。2位以降もメヒアが153三振、森友哉が143三振、浅村栄斗が136三振と続き、ワースト1位から4位まで西武勢が占めた。秋山翔吾がシーズン最多安打、中村が本塁打王、打点王のタイトルを獲得したが、ワースト部門でも西武の選手が名を連ねている。
セ・リーグでは、昨季打率3割を記録した丸佳浩(広島)のワースト記録が多かった。打率.249はリーグワースト2位だったが、143三振、得点圏打率.198はいずれもリーグ最下位。ちなみに昨季は三振の数が95、得点圏打率は.304を記録していた。来季は、今季の鬱憤を晴らすような活躍に期待したい。
【ワーストいろいろ】
<セ・リーグ>
打率 .231 中村悠平(ヤクルト)
三振 143 丸佳浩(広島)
併殺 21 マートン(阪神)
得点圏打率 .198 丸佳浩(広島)
<パ・リーグ>
打率 .211 炭谷銀仁朗(西武)
三振 172 中村剛也(西武)
併殺 24 内川聖一(ソフトバンク)
得点圏打率 .189 ペーニャ(楽天)