9回二死からアピール合戦!
広島は19日、ソフトバンクとオープン戦(ヤフオクドーム)を行い、14安打9得点の猛攻を見せ9-3で勝利した。
6回までは0-3と苦しい展開だったが、7回に無死満塁の好機を作ると、代打・新井が起死回生の満塁弾を放ち一気に逆転。ベテランの一発で活気づくと、なおも無死一、二塁から、3番丸も5点目の適時打を放った。
止まらない広島打線は、9回にもソフトバンク5番手の五十嵐を攻略。二死走者なしから、この試合スタメンを外れた菊池が中安を放つと、続く小窪、西川も中安で続き再び満塁。この好機で下水流が走者一掃の3点適時二塁打を放ち8-3とすると、続く天谷も右翼フェンス直撃の適時二塁打を放ちソフトバンクを突き放した。
9回の5連打はいずれも途中出場の選手が放ったもので、小窪、西川、下水流、天谷らは一軍当落線上にいる選手たち。緒方監督にとっては嬉しい悩みとなる、終盤の猛攻劇だった。