藤川の直球に力負けせず、右翼席三階フェンス直撃!
オリックスのドラフト1位ルーキー・吉田正尚外野手が20日、阪神とのオープン戦(京セラドーム)で豪快なプロ1号を放った。
吉田正はこの試合「1番・右翼」で先発出場。0-2の3回、一死無走者の場面で阪神先発・藤川の直球を強振すると、打球は右翼5階席前面の壁に当たる推定130メートル弾となった。
吉田正はオフからキャンプにかけ、左ふくらはぎ筋膜炎、右脇腹の張りと故障続きだったが、19日の同カードに「8番・指名打者」でオープン戦初登場。9回に初安打をマークする以外にも、力強いスイングから鋭い当たりを連発していた。
首脳陣は当初、2試合限定での出場を予定していたが、「すべての球種に力強いスイングができているのは魅力」と福良監督。この試合の豪快弾で、一気に開幕スタメンの可能性も出てきた。