ニュース 2014.08.11. 13:21

センバツ覇者・龍谷大平安が初戦敗退 初回の5失点が響く 

● 龍谷大平安 1 - 5 春日部共栄 ○
<8月11日・96回全国高校野球選手権大会1回戦>

 第96回全国高校野球選手権大会が11日、台風11号の影響で予定より2日遅れて開幕。開会式直後に行われた開幕戦では、今春のセンバツ覇者・龍谷大平安(京都)が、春日部共栄(埼玉)に1-5で敗れ、開幕延期に続く波乱の幕開けとなった。

 史上8校目の春夏連覇が期待された龍谷大平安だったが、先発マウンドに上がった2年生左腕・元氏が、春日部共栄打線にいきなり捕まった。先頭の清水にヒットを許すと、続く送りバントの処理を自ら誤り無死一、三塁とピンチ拡大。ここで、3番守屋に犠牲フライを打たれ先制を許すと、その後も相手打線の勢いを止められず、1回途中5失点でマウンドを降りた。

 その後は2番手の高橋が好投しゲームを立て直したが、打線も春日部共栄の先発・金子の前にチャンスを活かせず反撃は1点止まり。原田監督は試合後「初回がすべてでした」と力なく語り、まさかの初戦敗退で甲子園をあとにした。

 一方の春日部共栄は、初回の猛攻で試合の主導権を握ると、金子が9回を投げ切り1失点完投。春夏連覇を狙う優勝候補を撃破し、2回戦に駒を進めた。

 
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