ニュース 2016.03.29. 13:30

開幕カードを負け越した日本ハム 待たれる自慢の中継ぎ陣の復活

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9年連続50試合登板を達成した日本ハムが誇る“鉄腕”宮西尚生
 2016年シーズンが開幕した。

 15年パ・リーグ2位の日本ハムは、QVCマリンスタジアムでロッテとの開幕戦を、エース大谷翔平で落とし、2戦目も昨年10勝(8敗)を挙げたメンドーサが先発し、5回2失点と好投するも、6回から登板した藤岡好明、鍵谷陽平がリードを守れず、破れた。なんとか開幕3連敗は免れたい3戦目は、2年目の有原航平の8回無失点の好投、最後は守護神・増井浩俊が締めて意地の1勝を挙げた。

 昨年はソフトバンクが、パ・リーグ全てのチームに勝ち越し90勝、2位の日本ハムに12ゲーム差をつけ圧倒的な優勝を飾った。日本ハムはというと、ソフトバンク以外全てのチームに勝ち越すも、ソフトバンクには9勝15敗と大きく負け越した。宿敵ソフトバンクに勝ち、優勝するためには、あの強力打線をシーズン通して抑える投手陣の充実は必要不可欠だ。

 日本ハムには、昨年シーズン投手陣の中心で活躍した「中継ぎ50試合登板カルテット」がいる。8年連続50試合登板中の宮西尚生、中日、横浜と渡り歩き、日本ハム在籍6年で2度の50試合以上の登板をしている左の石井裕也、2年目の昨年ブレイクし、150キロ中盤のストレートとフォークで三振の山を築き、栗山監督からの期待も大きい右の白村明弘、チーム最多の61試合に登板した谷元圭介。この4投手は、昨年、幾度となくチームをピンチから救い、先発投手から絶対的守護神の増井へ、勝利のバトンを繫いできた。しかし、今年の開幕のベンチ入りメンバーを見渡すと、宮西、石井、白村の3投手の名前が見当たらない。

 宮西は、左肘の手術明けで、リハビリは順調に進むも、復帰へ調整中。石井は1月の自主トレ中に肉離れを起こし、リハビリ調整中。白村は、キャンプ中不調により二軍落ち、開幕前に一軍復帰しオープン戦に登板するも、内容がそぐわず、二軍調整。開幕2戦目は、結果的に中継ぎ陣の不安定さが露呈する形となった。シーズン終盤になると、疲労がピークになる先発陣を助ける彼らの力がより一層チーム力として反映される。ファンは、1日も早い「そろい踏み」を待っているに違いない。
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