3月25日、京セラドーム大阪での開幕戦で阪神と対戦した中日。先発の大野雄大は8回途中2失点の快投を見せ、見事勝利に貢献(5-2)。昨年は5位と苦しみ、3年連続のBクラス。昨季終了後、チームの支柱だった多くのベテラン選手がチームを去り、今季の中日は一からチーム作りをしていく変革元年と言っていい。
そんな中での大野の開幕戦好投は一つの心の拠り所となるはずだ。「カッコつけてもいいことないので、泥臭くいきました」と開幕戦勝利を振り返る大野。難しい状況にあるからこそ、一人一人がチームの勝利に如何に貢献できるかを考え出したとき、吹っ切れる何かがあるはずだ。エースの自覚ある振る舞いが、今後チーム内に上手く伝搬されていくことを期待したい。
とは言いつつも、ドラゴンズの戦力はまだまだ上位陣を脅かすには至っていないとの見方も強い。先発投手を見てみると、大野と若松駿太を軸とし、吉見一起や山井大介といった実績ある選手が復調し、ローテーション入りする必要がある。また、中日ドラフト1位の小笠原慎之介にかかる期待も小さくない。高校No.1左腕の肩書きを引っ下げ、鳴り物入りでプロの門を叩いた甲子園の怪物。
谷繁監督も「いずれ(戦力として)なると思います」と話し、先発投手として育てる方針を示唆している。開幕一軍を目指してはいたが、ダイヤの原石を大事に磨き上げようとする球団の方針から、二軍スタートを切った小笠原。長いペナントレースでは必ずチームの浮き沈みがある、苦しいときこそ、小笠原のように若く勢いのある選手が下から突き上げていくことで、チームは新たな活力を得て前に進んでいけるはずだ。焦らず、決して傲らず、いずれ来るその時を待ちわびて、今はその才能にさらなる磨きをかけて欲しい。
「5億円プレーヤー」「新人王」「通算300勝」。ルーキー小笠原が口にしたビッグマウスの数々。高卒新人離れしたその屈強な体躯と、150キロを超える剛速球を見れば、その言葉にリアリティを感じすにはいられない。荒削りなところもあり、左肘に抱える爆弾も気になるところだが、ポテンシャルは満場一致で「ダイヤの原石」。ドラゴンズを栄光に導き、自身も日本を代表する投手となって球界を大いに盛り上げてもらいたい。
そんな中での大野の開幕戦好投は一つの心の拠り所となるはずだ。「カッコつけてもいいことないので、泥臭くいきました」と開幕戦勝利を振り返る大野。難しい状況にあるからこそ、一人一人がチームの勝利に如何に貢献できるかを考え出したとき、吹っ切れる何かがあるはずだ。エースの自覚ある振る舞いが、今後チーム内に上手く伝搬されていくことを期待したい。
とは言いつつも、ドラゴンズの戦力はまだまだ上位陣を脅かすには至っていないとの見方も強い。先発投手を見てみると、大野と若松駿太を軸とし、吉見一起や山井大介といった実績ある選手が復調し、ローテーション入りする必要がある。また、中日ドラフト1位の小笠原慎之介にかかる期待も小さくない。高校No.1左腕の肩書きを引っ下げ、鳴り物入りでプロの門を叩いた甲子園の怪物。
谷繁監督も「いずれ(戦力として)なると思います」と話し、先発投手として育てる方針を示唆している。開幕一軍を目指してはいたが、ダイヤの原石を大事に磨き上げようとする球団の方針から、二軍スタートを切った小笠原。長いペナントレースでは必ずチームの浮き沈みがある、苦しいときこそ、小笠原のように若く勢いのある選手が下から突き上げていくことで、チームは新たな活力を得て前に進んでいけるはずだ。焦らず、決して傲らず、いずれ来るその時を待ちわびて、今はその才能にさらなる磨きをかけて欲しい。
「5億円プレーヤー」「新人王」「通算300勝」。ルーキー小笠原が口にしたビッグマウスの数々。高卒新人離れしたその屈強な体躯と、150キロを超える剛速球を見れば、その言葉にリアリティを感じすにはいられない。荒削りなところもあり、左肘に抱える爆弾も気になるところだが、ポテンシャルは満場一致で「ダイヤの原石」。ドラゴンズを栄光に導き、自身も日本を代表する投手となって球界を大いに盛り上げてもらいたい。