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中日・高橋がブレイク間近 高卒5年目に飛躍を遂げた選手は?

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開幕から打撃好調な中日の高橋周平
 11年ドラフト1位でプロ入りした中日の高橋周平は、今季でプロ5年目。高山俊(阪神)、吉田正尚(オリックス)など、大学を経由してプロ入りした選手たちと同学年だ。大卒組に負けられない高橋は、今季ようやく三塁のレギュラーを獲得しそうな勢いだ。

 これまで4年間を振り返ると、スタメン定着できそうな場面はありながらも、モノにすることができなかった。5年目の今季、3月25日の阪神との開幕戦で「7番・三塁」で先発出場すると、3安打1打点の活躍。

 同月31日の広島戦では、2点を追う7回に中田廉からライトスタンドに飛び込む逆転の満塁本塁打を放って見せた。ここまで、8試合に出場して無安打に終わった試合は4月1日のヤクルト戦のみ。打率.400、1本塁打、6打点と大ブレイクしそうな予感を感じさせる。

 近年、大学卒業組がプロ入りした1年目に、高卒組がブレイクするケースが多い。侍ジャパンの4番を任されるまでになった筒香嘉智(DeNA)もその一人。プロ3年目に打率218ながらも規定打席に到達したが、4年目の13年はわずか23試合の出場にとどまる。同年の秋季キャンプでは「一度荒治療しないといけない」(中畑当時監督)とメンバーから外される屈辱を味わった。

 ここで腐ることなく、筒香は這い上がる。高卒5年目の14年、オープン戦で結果を残すと、開幕スタメンを勝ち取った。春先は好調の波が激しかったが、6月に入ると打撃が安定。故障や不調で苦しんだブランコに代わり4番を務めるなど、打率.300、24本塁打、77打点と大きく飛躍を遂げた。

 10年に本塁打王に輝いたT-岡田(オリックス)もそうだ。05年高校生ドラフト1位で入団したT-岡田だったが、4年間で一軍出場は46試合。転機は岡田彰布氏が監督に就任した10年。高卒5年目を迎えていたT-岡田は、登録名を現在のものに変更した。

 3、4月の打率.206と低かったが、岡田監督(当時)は開幕からT-岡田を我慢強く起用。指揮官の起用に結果で応えたいT-岡田は、交流戦で打率.313、6本塁打、26打点を記録し、交流戦MVPを獲得。7月には月間MVPにも輝いた。シーズン終盤に故障に苦しめられるも、33本のアーチを描き本塁打王のタイトルを獲得した。

 浅村栄斗(西武)は高卒3年目の11年にレギュラーに定着するも、11年と12年はインパクトのある成績を残せなかった。しかし5年目の13年は開幕から絶好調。中村剛也が故障で離脱したこともあり、4番も務めたほど。最終的には110打点で打点王に輝き、高卒5年目で大ブレイクを果たしている。

 1年目から活躍を期待されながら殻を破れなかった高橋は、高卒5年目の今季、レギュラーに定着し、大ブレイクすることができるだろうか。

【高卒5年目にブレイクした主な選手と成績】
筒香嘉智(DeNA)
5年目成績:114試 率.300 本22 点77
4年目成績:23試 率.216 本1 点3

T-岡田(オリックス)
5年目成績:129試 率.284 本33 点96
4年目成績:43試 率.158 本7 点13

浅村栄斗(西武)
5年目成績:144試 率.317 本27 点110
4年目成績:114試 率.245 本7 点37
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